Hiroのボードゲームあれこれ

アメリカをはじめとした海外のボードゲーム紹介・ショップ訪問記、ゲーム製作記をつづります。

ボードゲーム4コマ漫画まとめ(33-40話)

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気づいたら40話!キリがいいのでまたブログにまとめました。

最近大きな変化の波が来ていて、今後この漫画がどうなるかわかりませんが…

ではいきます。

 

 

 

33.続・大切なゲームのフタ

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34.把握のススメ

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35.漫画メモ読み上げ事件

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36.リリック現場の目撃者

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37.ディープ・インパクト

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38.ミスター・エックス

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39.ケニー事変の迷言集

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40.遅刻の処罰 

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悪堕ちケニー漫画になってますが、その他にもフォーカスして漫画描いてこうと思います。

 

1-25話はこちら

 

26-32話はこちら

 

→追記:続きを描きました。

41-50話はこちら

 

 

ツイッターでは不定期で漫画をアップしてます。

ボドゲイムhiro@ゲムマ東京(土)出展 (@bodogeimu) | Twitter

 

よろしくお願いします〜!

 

ボードゲーム4コマ漫画(26-32話)を毎日描いた記録

 

突然1月6日に思いついた日刊漫画アップ企画。

毎日1本あげるのを目標に続け、無事一週間アップできました。以下は好きなコマです。

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25話までのまとめはこちら

7話分をブログにまとめ、描いた感想を最後にかきました。それではどうぞ!

 

 

26.全体ゲーム不参加の影響

 

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27.カミングアウト

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28.スタートプレイヤータイル

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29.クレオパトラ vs 菩薩

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30.数え方の違い

 

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31.褒め言葉のニート

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32.車でのたわいない会話

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「日刊漫画」チャレンジの感想

反応を多くいただき、最後まで比較的簡単に続けられました。ノルマを課したことでいやになるかと思いましたが、あまり義務感なく続けることができました。

 

こんな素人の漫画でも、たくさんいいねRTコメント頂けるとは描いた当初思ってなかったから、嬉しいですね。ボードゲームツイートのリアクションの方が少ないのは、依然悲しいですけど(笑)

 

前回の25話まとめは話が多くてツール紹介に寄せましたが、今回は、テーマ単位でだらだらと漫画執筆に対する所感を書きます。

 

描く上で意識していること

いつも必ず新しい要素を入れること、を意識しています。26では怒り、27では急なパロディ。28は今までで一番かっこいいケニー、29ではまんだらコラボ、30では教科書的な日米比較、31は煽り、32は車内の出来事をかくこと、でした。また、4コマ目で「読者の予想を裏切ることが必要」と強く思っていて(どこかの漫画ノウハウ本で見て共感した)起承転結の流れよりも裏切りを意識しています。

 

個人的に一番頑張ったのはまんだらコラボのクレオパトラ回なんですが、インプレッション数値で見ると、今回の7本の中で一番リアクションが少なかったんですよ。つくづく自分の面白さの基準とユーザーの面白さは比例しないということを痛感します(笑)

 

友人の意見

「なんでこんな1個の漫画にリアクション多いんだろう」と疑問を持ち、ふと、漫画を日常的に描いてアップしている友人に話したところ、以下のような意見が。

 

「日本人って、生まれた時から漫画が身近にあって、親しみやすいものなんだと思う」→ボードゲーマーではないユーザーにも入り込むコンテンツである

 

Twitter / Instagramは、ビジュアルコンテンツの拡散力がある」

→サクッと読める創作物は、気軽に拡散しやすい

 

なるほどなぁ、と思いました。

 

実録漫画の限界

私の漫画は「エッセイ漫画」のため、実際のエピソードをもとにして漫画を描いています。そのため、エピソードの収集は、ゲーム会のある週1だけになってしまいます。週7本かくことにしましたが、7種のエピソードは正直無理やりひねり出した感があります。あと、1つのエピソードを2つに引き伸ばしたりとか。創作漫画にしたらバリエーションが増えるけど、それはしたくないしな…というわけで、少し日刊にするには実録漫画は限界があるなという所感です。今後は「これ漫画にしよう」というエピソードを意図的にストックする着眼点をもつ、という課題が見えました。

 

ネガティブ漫画を描く必要はない

26話は少しネガティブな漫画ですが、漫画のマンネリ化を打開するために書きました。しかし、予想通りというか、コメントも少しいつもと違った性質になります。漫画の内容にダイレクトに意見を言われると、現実世界の私の行いに意見を言われているわけですから、いい気持ちではありません。私は議論・問題提起のために漫画を描いているわけではないし、(現実と漫画の時間軸がずれるため)その漫画を描いている時点で解決している内容もあるわけです。そこは、実録のメリットでもありデメリットかなぁと思いました。Twitterは議論しないという選択肢を取れるので、深く考えなくていいかなーと思います。ただ、ネガティブなことはあまり起こらないし、わざわざ話題にして問題提起の必要性も感じないので、今後はよっぽど特別なエピソードがない限り描かないでおこうと思います。

 

使用ツールが増えた

マンネリ化しない漫画を描という面では、背景の使用頻度を少しあげました。前回の記事でも書いたibis Paintというペイントツールでは、プリセットでたくさんの背景が入っています。そのままではちょっとイメージしてたのと違うという場合は「フィルタ」「スクリーントーン」を合わせて使う、これらにより、前回よりは少し表現の幅が広がった気がします。今後使用したいツールは「定規」、してみたい事は「カラー化」です。

 

習慣化による効果

「毎日描く」という習慣により「漫画スキルが伸びたか?」という問いには、正直ペンの手が早くなったかというとそうでもなく。習慣化、というまでには一週間は短いですね。私の場合、絵によって書き込み度合いが違ったり。1本あたり、構想・執筆・修正・投稿までで2時間〜4時間ぐらいかけています。絵を簡略化するともう少し早くなるかも?という感じです。読書・英語の時間を削って描いていたので、本来は別で時間を取れるといいですね。この一週間は優先順位を高くしましたが、描きたくなったときに描く、が品質もやる気も出ていいかなという感じ。

 

今後の漫画活動

他の大きめなタスクが入りそうなので、漫画はまたゲーム会のエピソードありきで単発で描いていこうと思います。またお読みいただければ幸いです。

 

→1話〜25話はこちらです。もし興味あればまとめてどうぞ!

アメリカでのボードゲーム会の実録漫画(1-25話)公開

ほぼ毎週、ニューヨークで開催されているボードゲーム会に参加して1年がたちました。環境はこんな感じです。

 

そのゲーム会で、予期せぬ言動や行動にたくさん遭遇し、それをボードゲーム漫画としてまとめて不定期でアップしています。Twitterモーメントにまとめていたのですが、4コマのため縮小されてスマホで見にくかったり、機内で描いて空港でスケッチブック撮影、そのままアップしていたりしていたので画像が粗かったり。自分でも見にくい!!そのため、あらためて今回ブログ記事として25話をまとめました。

 

追記:続きも書きました

26-32話はこちら

33-40話はこちら

41-50話はこちら

 

作業環境

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2018年12月にiPad(ibis Paint)+Apple Pencilを買ってからはデジタルです。それまでは小さめのスケッチブックを上下に割って描いてました。アナログで描くと、全体を俯瞰しつつ細かいところが描けるのがメリットなのですが、取り込んだり色味調整・スキャンするのに時間がかかるのが難点です。iPadで描くのに慣れてこれば、アナログからデジタルシフトしてもいいかも。当分はアナログをやめて、デジタル作画のまま行こうと思います。

 

数々の他の漫画家さんの更新頻度・クオリティ・面白さには頭が上がりませんが、アメリカでのボードゲーム会で実際起きている素人コミックエッセイとして、ゆるーく楽しんでもらえれば嬉しいです。

 

目次は以下です。

 では、早速参ります!

1.大切なゲームのフタ

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2.遊びたいゲームを我慢する

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3.テーブルの汚れを拭き取る

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4.オープン会の思い出を振り返る

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5.スタートプレイヤーを決める

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6.ボードゲーム会のメモを取る

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7.ゲームに熱い男

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8.ゲームの良いところを褒める

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9.ボードゲーム会のお菓子の思い出

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10.声がけの大切さを知る-日常-

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11.インストミスのフォロー

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12.付加情報を伝える

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13.適性人数にシビア

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14.番外編1:ゲーム会の愛すべき人達1

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15.番外編2:ゲーム会の愛すべき人達2

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16.サプライズパーティ不参加

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17.もう一度行きたいかどうか

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18.オープン会を始めた理由

 

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19.ケニーが黒い服を着る理由

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20.クリスマスイブの予定

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21.タンブラーのコーヒー

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22.クリスマスプレゼント

 

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23.締めっぽい話 

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24.選択肢の多いゲームが好き

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25.悪い天気の日こそボードゲーム

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おまけ

23話(年末の締め漫画)のケニーイラストまとめのフルバージョンです。

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彼、ほんといいキャラしてるんですよね。

 

しかし、だいぶ絵柄が変わったな…

エピソードはたまにノートにメモしてるんですが、描きたい絵の表現が先行して描いた回も何回もありますね。いやー、ほんと漫画コンスタントにアップしてる人すごい。

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!これからもエピソード・描きたい表現があり次第描こうかなと思ってます。

 

よろしければ、Twitterの以下元ツイートに「15話!」のような「一番好きな回の数字」をリプくださると今後の励みになります…!

 

 

2019年始まりましたね!今年もどうぞよろしくお願いします!

→追記:26話-32話を描きました。

33-40話はこちら

41-50話はこちら

 

 

2019/05追記:11月に日本に一時帰国するので、11/23(土)ゲームマーケット、11/24(日)コミティアにもしかしたら上記の漫画をまとめて出すかもしれません!!!

 

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2018年ボードゲーム関連で新しく始めた10個のこと振り返り

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1年の始め、こんなことをぼんやり思っていました。

「今年はボードゲームに関する新しいことたくさん始めたいなぁ」

 

新しいことの粒度や定義は人それぞれですが、今年を振り返ってみると、新しいことを結構始めた年になった気がしています。フルタイムの仕事をやめてアメリカに来たあと、趣味の時間が増え、この1年ボードゲームのことによりフォーカスできたかなぁという思いです。

 

というわけで、自分なりに新しく始めた10個の事を、振り返ってまとめたいと思います。

 

1.ボードゲーム会の英語フレーズメモ

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参加したボードゲーム会で、実際に聞いたフレーズをメモしてアイコン付きでまとめ、#hirobgmのタグをつけノートを公開しています。

 

ボードゲーム会では実際どんな風に使ってるんだ?ってのが聞ける貴重な機会なので、ゲームも楽しみつつ、ノート片手に参加しています。最初は「何このメモしてる人?」という目で見られていましたが、スタメンには理解を得たのか何も言われなくなりました(笑)

 

現在500近いフレーズが溜まっています。今後、同人誌としてまとめ、現実的に販売まで持っていきたいと本気で考えています。ただ、「ゲムマで対面販売できること」が私の中での制作必須条件なのですが、VISA更新の一時帰国とかぶせられない可能性がでてきました。来るべき日がきたときに向けて、配布手段の検討と、フレーズ貯蓄を続けます。 

 

Twitterで毎週メモを公開しています。よければご覧ください。

#hirobgm - Twitter Search

 

2.アクセサリー制作

アクセサリー(ピアス・イヤリング)を作るのが好きで、今年から本格的に「minipeak」というブランドで作り始めました。ボードゲーム界隈では「アクセサリー」というと周辺サプライを指すことも多いですが、私の場合はファッション装飾品としてのアクセサリーです。

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これはアズールをイメージしたピアスです。その他、アクセサリー、とは少し違いますが、手芸ってことでクロスステッチも少し挑戦しました。 

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 ドットパターンを制作せず無計画に縫うと失敗がありますが、ドットパタンをつくるとそのパターンだけで満足してしまいそうで。かといって今のところ、時間がかかりすぎて楽しさが面倒くささを超えているので、一旦クローズです。

3.ボードゲーム漫画

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 アメリカで参加しているボードゲーム会でのエピソードを4コマ漫画にして公開しました。今年9月頃から開始し、個性的なキャラの方や印象的なエピソード、日常などを描いています。12月に新型iPadApple Pencilを手に入れたため、12月からはほぼデジタルで描いています。

 

漫画を描きだして3ヶ月ですが、描いてはじめて「漫画描いている人の凄さ」がわかりました。合計23話描いてたので、見やすく別エントリーでまとめようかと思っています。

 

追記:本にして発売しました。通販もあります。 

 

 

4.ブログ

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ボードゲームに特化した本ブログを今年4月に始めました。私は言語能力にやや難があるので(笑)、ブログという長文・論理展開に適したメディアを継続する自信が全然なく、ジャンル特化型ブログをスタートさせることを躊躇っていました。しかし、アメリカや世界での経験を綴り、このネットの海に放つことは重要だと思い、飽きたらやめればいいやと軽い気持ちで書き始めました。検索ワードや流入ログを分析すると、コアなボードゲーム愛好者ではない方も読んでくれていそうな気がします。

 

ブログ開設当初はボードゲーム会の運営ノウハウがアクセス最多だったのですが、現在はボードゲーム2018上半期ベスト10の記事が一番アクセスが多いみたいです。検索からの流入Twitterからの流入合わせ、継続的に読まれる価値のある記事を書きたいところです。

 

イベントレポ、 ベスト10を理由と共に発表、コラムなどはやはりブログの方が適している気がします。

 

twitterというフロー型ソーシャルメディアをメインに据え、ブログはサブとして上記のような用途で使用するスタイルは、これからも続ける予定です。

 

5.和訳公開

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今年、ボードゲームの和訳をグループ・個人の両方で行いました。個人で遊びたいゲームを訳すことはあっても、複数人での和訳は今年初めて行いました。Spirit Islandのプロジェクトは、作者に公開許可を取ったり、DTPの技術を学べたりと学びの多いプロジェクトでした。Spirit Island和訳プロジェクトのブログはこちら。自分の得意不得意部分が見えるのは、複数人で進行するメリットかと思います。

 

現在、現地の方とゲームを行う機会が多いため、カード日本語化が全く不要(むしろ日本語化しては遊べない)ので和訳の機会がめっきり減ってしまいましたが、オンラインで遊べるゲームなどは今後も少し行う予定です。

 

また、この和訳公開をきっかけに製品和訳のお仕事を頂きました。来年、しっかりと本腰を入れてスタートする案件が、楽しみで仕方ありません。

 

6.ボードゲームプレイ記録

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感想はTwitterで投稿、日時・ゲーム名をスプレッドシートで管理、を続けてみました。2018年上半期を振り返った際、ゲームログ記録アプリbgstatsの存在を教えてもらったのですが、そこまでに記録していたGoogle spreadsheetでそのまま管理しました。私はできるだけ多くの種類のゲームを遊びたい派なので、数が増えていくのが嬉しく、楽しみながらログを取りました。

 

直近に遊んだものが強く記憶に残りがちなので、2018年の下半期ベスト10は、冷静になってから来年発表したいです。

 

7.Twitterの知り合いとお会いする

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今年は、Twitterのお知り合いとおそらく50人ほどお会いしました。海外住みなので、一時帰国期間のみで、です。これ、実は今までやった事のない試みでした。

 

日本に居た頃は、自分でゲーム会を主催していた、かつ当時はTwitterアクティブにしていなかった事もあり、その必要性を感じていませんでした。

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広報告知用として使っていたTwitterの使用方針を変え、知り合った方と積極的にお会いすることにした今年。6月と9月に各1ヶ月単位で一時帰国し、大阪・東京を中心にたくさんの方とお会いできました。

 

個の発信力が強くなっているネット売り手主義とはいえ、やはり対面でしか伝えられない面白さとか情熱があります。人に会ってしか得られない喜びを得れるし、ボードゲーム関係で突き抜けてる人は本当に面白い。そして「ボードゲームが好き」という共通点だけでどれだけ安心して話せることか。他の趣味に比べ、論理的な方とか穏やかな方も多いし。

 

しかし、です。

 

私を1番魅了しているのが、「遠隔地のボードゲーマーたちと仲良くなろうとするときのエネルギーの使い方が今までと異なる」ことなのです。

 

ボードゲームに興味のない人をこっちに向かせる事に情熱を注いでいた2年前とは大きくエネルギーの使い方が異なるのです。twitterで意味のある発信を行い、遊んだ時もボードゲームに対する熱意を忘れずに楽しみ、その後twitterという日常に戻っていく。こんなことほかでありますか?会う機会が少ない今だからこその感覚なのでしょうが、これが独自性がありすぎて私を魅了します。

 

というわけで、今後も帰国の機会があれば積極的にお会いし、面白い人と仲良くなりたいと思ってます。

 

8.ボードゲームショップ訪問記を書く

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世界各国の旅行が好きで、ボードゲームショップ巡りが好きです。今年は、ブログも立てたという事で、巡った訪問記をできるだけ書くという目標がありました。

 

ボードゲームのディープな知識はそんなにないのですが、お店に実際たくさん並んでいるゲームを見たり、国ごとの特色を自分の目で感じたりするのは何ものにも変えがたい貴重な経験です。

 

何より、実際に旅の計画を立てる時、ボードゲームショップがある街の旅計画は、なんと楽しいことでしょう。いわゆる観光地だけではなく、マイナーな映画のロケ地や、個性的なボードゲームショッップを尋ねることで、自分の旅がとても個性的で唯一無二になると感じるのです。一番直近の訪問記は、カナダ(モントリオール)アリゾナ(フェニックス)ポルトガルの旅ですかね。

 

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ブログに挙げられていないもの含め、巡ったショップ名や情報は、Googleスプレッドシートで国ごとに管理しています。密かな定量目標として「世界のショップ100店巡る」という目標があったのですが、日本を含めると、今年100店達成していました!!このへんも追って公開したいです。

 

追記:本を作って日本で販売しました。通販もあります。

 

 

9.現地のオープン会・イベントに行く

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現在、基本週1で郊外のボードゲーム会に参加しています。これはオープン会と呼ばれる形式の、ネットで見つけたボードゲーム会です。はじめて向かう時、実践英語を身につけていない状態で現地のゲーム会に参加する、ということでガクガクブルブルでした。体当たり系の私にとっても、随分と勇気が必要な事でした。

この記事にも書いたのですが、めげずにずっと行き続けていると、徐々に環境に慣れてきます。今は私のかけがえのないセキュアベースになり、ここで得たエピソードを漫画にしたり、英語フレーズをまとめたりと、毎週楽しい時間を過ごしています。

 

あとは現地の巨大イベントに複数参加しました。アメリカならではのコンベンション「Gen Con」「PAX Unplugged」、小さいものではに行けた年でもあります。Gen Conは飛行機で3時間、PAX Uは車で3時間参加しました。それぞれのイベント参加レポはこちらです。

Gen Con参加レポ

PAX Unplugged参加レポ

 

10.オンラインでボードゲームを遊ぶ経験

Discordというツールを使用して、Board Game Arena(BGA)などで遊びました。ボードゲームに関する(時には全く関係ない)話題、たわいもない話ができる相手ができたのは大きいです。音声で繋いで対面で遊ぶかのような体験ができる。そんなコミュニティができたことが嬉しい。

 

インスト(ゲームの遊び方の説明)って「目の前で口頭で説明してもらって、質問したいときにできる」のが一番だと思ってるんですけど、音声を繋いでゲームをする時、それにほぼ近い状態でインストをしてくれる方もいます。和訳読んでるだけだったりとは大違いの理解度です。オンラインで密な友達ができたのが一番のメリットだと熱弁したいところですが、恥ずかしいので「インストがしてもらえる」「それぞれ自宅で都合のいい時間に集まれば場所不要で遊べる」がオンラインのメリットとさせてください!

 

その他

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ボードゲームのタイトルをモジって、周期表を作りました。綺麗なPDFデータはこちらから。この頃は「何らかの情報をうまくDTPして形にすること」に取り憑かれていました。 

 

振り返り

振り返ってみると、ボードゲーム本当に好きなんだなぁという当たり前の感想が出てくるのですが。

 

まず私は相当「ログが好き」ですね。何か100個数えたり、メモしたりリストアップしたり。定量ログをつけ、それを眺めてうっとりする傾向にあるようです。年始に具体的な数値目標を立ててはいないので達成率などは算出できませんが、ログ抜けはあまりありませんでした。ログ忘れがあっても、過去に遡り記録などできていたからです。時間がある今だからこそできることだなーとか思ってます。

 

次に「新しい事」が好きであること。ボードゲームにしても、リプレイより新しい未知のゲームに突っ込んでいくタイプです。

 

新しい経験をすると、その先が見えます。綺麗事に聞こえますが、実際にすごく辛いことももちろんあります。今、私が生きるこの時代は、多様性が認められたとても生きやすい時代だと思っていて、苦痛を受けない選択をし続けることは容易い、避ければ良いから。でも、そんな時代だからこそ、苦痛を受ける貴重な成長の機会を選択していきたいと思っています。

 

30数年の間、たくさんの尊敬すべき人に会いました。彼らに共通することは信念があること、または行動力があることでした。多動であり頭が良くない私にできることとは、行動量を増やし学びの機会を少しでも多く得ることだと思っているのです。

 

継続にかけるリソースより、新しいことを選択していく生き方を。もちろん継続が良い場合はそちらを選択し努力してみる。そんな風にして生きていこうかと思います。

 

来年の抱負

ボードゲーム関連では、新しいものに出会ったとき、すぐに挑戦できるよう、余裕を持つのを心がけておきたいところです。何かに追われていると新しいことができないし。

 

具体的に指標として決まっているのはこのへんです。

 

・ゲームをアイデアから形にする

・英語実録フレーズの同人誌を作る

・動画を作成してみる

・エッセンに行く

 

いくつ実践できるでしょうか。来年もブログを続け、振り返ってみたいですね。

 

個人的な長文を読んでいただき、ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

サークルで制作しているボードゲームこちら

 

最新情報はTwitterでつぶやいています。

ボドゲイム@ピクテル (@bodogeimu) | Twitter

ポルトガルボードゲーム紀行

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ポルトガルに3泊5日で行ってきました!

 

 

JFK空港からリスボンのPortela空港まで6時間半!今回は3泊なので荷物を軽くしてバックパッカースタイルでの旅行です。

 

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アメリカ国内旅行だと車移動などが多いのでいつもはここまで軽量化しないのですが、ポルトガルは電車移動が基本、来年のエッセンの予行演習として、荷物を切り詰めてお気に入りのバックパックに詰め込んでみました!準備してる時も楽しいって、旅とは素晴らしい…。

 

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ポルトガルは、ヨーロッパのほぼ一番西にある国で、アメリカ大陸東海岸からは行きやすく(現在地のニューヨークが青い丸です)、ヨーロッパにしては気候もそんなに寒くないという、冬の観光に持ってこいの国なのです。

 

イギリス・フランス・オランダ・ベルギー・スペイン・イタリア。多彩な魅力に魅せられ、ここ2年でヨーロッパにガンガン行ってますが、ポルトガルは初めてです!これで7カ国目のヨーロッパ紀行になります。

 

ポルトガルボードゲーム事情

まずはじめに、ポルトガルボードゲーム事情から。いつも行う事前調査で、ポルトガル内のボードゲームカフェ、ボードゲーム専門店はそれぞれ1店舗ずつしか見つけられませんでした。都市であるリスボンポルトが今回の滞在地ですが、現地で書店、おもちゃ屋に入りましたが残念ながらボードゲームはあまり見当たりませんでした。

 

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コインブラリスボア、シントラ、とポルトガルの土地やをテーマにしたボードゲームはたくさんありますね。アズレージョタイルはポルトの街中にたくさんありました。

ちなみに「Lisbon」は英語表記、Lisboaはポルトガル語表記のようです。

 

ポルトガルのデザイナ一覧リストはBGGにありました(ニコさん情報ありがとうございます!)

 

Games from Portuguese designers | BoardGameGeek

 

コンベンションとしては、毎年3月にレイリアという湾岸都市で「Leiria Con」、8月に首都リスボアで「Lisboa Con」があるようです。

 

ポルトガル年間ボードゲーム大賞2018も毎年発表されていますし、ネットで購入して自宅で遊ぶのが主なのでしょうか。

 

さて、事前に調べたボードゲーム専門店、ゲームカフェ、その他ショップと合わせ4店舗を巡ってきたので、本記事で紹介したいと思います。

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1.ALE-HOP

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まず初めに向かったのは、ポルトガル内に展開する雑貨屋「Ale-Hop」のリスボン店です。繁華街にあり、一際大きな牛のオブジェが目印の、Frying Tigerのような生活雑貨屋です。

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おもちゃのコーナーは、子供用玩具がメインで、パーティ用のゲームがいくつか。

 

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ジェンガで失敗した人が飲むゲーム、ルーレットで当たった人が飲むゲーム、全部ガラスのミニコップ付きです。ヘッドバスケットはまんまフライングタイガーと同じですね。

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その他、白黒を基調にしたパッケージに、蛍光のバッグシリーズがクールで良かったです。

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ワニの変な水鉄砲もありました!

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その他はカラフルな雑貨、女性向けアクセサリーがありました。

 

2.Pow Wow

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今回の目玉、リスボンの外れにあるゲームカフェ「Pow Wow」です。オーナーBruno氏いわく、ポルトガルで唯一のボードゲームカフェだそうです。平日は夜9時から夜中4時、土日は夕方4時からの営業。土曜に行きましたが、カップルやギークで賑わっていました。

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利用方法は、ドリンクを頼むだけ。ドリンクは1.5ユーロからととてもリーズナブルで、ボードゲームは遊び放題です。こんな料金体系で大丈夫か!?こちらが心配になります。

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所蔵ボードゲームはBoard Game Geekにリストアップされていて、このゲームと同じ数ぐらいのゲームがオーナーの自宅にあり、遊びやすいものをカフェに入れてるのだとか。

 

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ゲームを適当に掴んでテーブルで裏の説明を読んでいると「何故このゲームを掴んだの?もしやりたいのが決まってなければ、今イチオシのはコレ!」と違うゲームに取り替えられました(笑)ちなみに、オーナーBruno氏が1番好きなゲームは「Key Forge」のようです。

 

今回は、せっかくなのでポルトガルメーカーしばりでゲームを3つ遊びました。

 

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まずはじめに、店長の今のイチオシで、パッケージデザインが驚くほど可愛い「Arraial」を遊びました。ポルトガルメーカーMesa社の新作ゲームで、2018年エッセンでも売切れたとか。

 

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アナログテトリス変化球です。自ターンに計3アクション選択、ボード回転かタイル取得ができます。タイルを取得するとその方向のまま降ってきます。同じ色タイル隣接でミープルゲット、3ラウンドまでどんどん積んでいき、ミープルの多い方が勝ちというわかりやすいルールです。

 

f:id:iroppu:20181219070246j:plain テトリスを基礎にしたルールなので、非ゲーマーの相方も楽しんでくれました。バーにぶつかるとラウンド終了でミープル没収などは少しややこしいけど、オーナーに聞いたらちゃんと説明してくれました。

 

盤面が鮮やかでポップなことが理由で、こんなウキウキしたのは久しぶりかもしれない。

 

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続いて同じmebo社の軽いゲーム「Mistakos」椅子を交互に積んでって、ミステイクするなってやつですね。8個のコマはオールユニークです。

 

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最後はど直球の「I♡Portugal」これもMesa社のもの。

 

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ボード裏面にドッカーンと書かれています(笑)

 

 

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これデッキビルドなんです。パッケージから得る印象の裏をつかれた。最初はほぼドミニオンで、手札5枚の貨幣を好きなだけ使って場のカードを買う。買ったらパンデミックよろしく飛行機で飛んだり1移動1コストで街を移動、その場に書いてあるコストを支払いフォト撮影。最後はセットコレクションで、同じ色3枚で10VPなどになります。

 

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早取りでしかフォト撮影できないので、次のスポットを狙ってしゃがんでおく、などのジレンマがありました。何より、今まで巡ったリスボンやシントラ、これから巡るポルトやポートワイン産地などが出てきてオオッとなるテーマなのが良かったです。このゲームをポルトガルで遊べて良かった!

 

3.Imaginarium

f:id:iroppu:20181219071200j:plainポルトに列車で3時間かけて移動した後は、ショッピングモール内にあるおもちゃ屋「Imaginarium」へ。大型ショッピングモールの3階の端っこにあります。

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通常のエントランスと、背丈の低い子供向けエントランスが!遊び心を感じます。

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品揃えは、子供向けが多く、いわゆるボードゲームはあまりなかったです。ヨーロッパだけど、おもちゃ屋には必ずボードゲームが大量にある、というわけではないようです。

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クリスマス需要に向けてクリスマスセールをしていました。この時期はかき入れどきでしょうね。

 

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このAcrobat、最近遊んだメナラに似てるなぁ(笑)

 

4.Arena Porto

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最後はポルトの市街地から歩いて10分ほどの、ボードゲームショップ「Arena Porto」です。ちなみに、英語表記だと「Portu(gal)」になるはずですが、リスボン同様、ポルトガル語では「Porto」となるようです。発音も日本語の「ポルト」に近くなります。

 

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店内はこんな感じ。最近アメリカのショップにしか行っていなかったので、アメリカで見ないImaginariumや、リスボンポルトガルをテーマにしたゲームが豊富にあり、喜びを感じました。

 

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ポルトガル年間ゲーム大賞2018を獲得した「Lisboa」もドーンと置いてありました。

 

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地下にあるプレイスペースは、なんとこちら利用料無料。カード大会が定期的に開かれているようでした。

 

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レンタル用のボードゲームはこんな感じ。

 

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クラシックな定番ゲームの中で、見たことない「Heart of Africa」というゲームを発見。

 

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チップを競って、得た人だけが各地を移動したり資源加速させたりするゲームのようでした。マップ広げてふむふむとルールを読んでる途中でタイムアップ。アメリカで見かけたら遊んでみよう。

 

 

食べ物

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ポルトガルに何度も行ってる方々が口を揃えて言う「物価安いのにご飯がうまい」は本当でした。海外旅行ではあまり食べ物に期待しないタイプなのですが、ポルトガル台北モントリオールに続く美食の国でした。しかも高いお金を払わなくても、そこそこのレストランで中々美味しい。ポルトガル人と日本人の舌が似ているとしか思えないです。

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ベスト3は以下です。カッコ内は店名なので、気になる方は行ってみてください。

 

1.魚介リゾット(Granja Velha)

2.ピリ辛豚肉バーガー(CONGA)

3.イカスミリゾット(Chef Alexandre Silva)

 

観光地

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一通りの観光地には行きましたが、ポルトガル各都市に行ったらここは抑えとけ!でおススメするならこの3つです。

1.ボルサ宮(ポルト
2.ペナ宮(シントラ)
3.リベイラ市場(リスボン

1.2はガイドブックに大きく載っている世界遺産なので説明は割愛します。

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3つ目は、2014年にグランドオープンした総合市場。都市ならではのモダンな空間、出展している店舗がみんな美味しく、キュレーターにセンスを感じます。リスボンは街並みが美しく街歩きが楽しいので、特定の美術館や塔などに行かずとも楽しいです。街歩きとこの市場に最低行っておけば良いです。

 

おまけ:思い出インマイヘッド

旅行にハプニングはつきもので、今回も以下のような出来事がありました。

・始発1分前にならないと駅のシャッターが開かないので始発には100%乗れない(やむ終えず次の電車に)

・飛行機2時間遅延で乗継ぎイミグレ猛ダッシュ疲労500%増し)

シャトルバスが待ってくれない(15ユーロ損失)

・シャワーが水しか出ない(風呂途中で諦め)

 

あぁこれだよこれ…という感じでした。が、1番のエピソードはリスボンのGinja前でアフリカのおじさん達にお酒を奢ってもらったこと。

 

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真ん中の方の親が中国にいるという理由で、何故か私達にお酒を奢ってくれて、その場で立ち飲みが始まりました。私、中国人ちゃうねんけどな!故郷であるアフリカのモザンビークから直行便が出ているし、リスボンは第2の故郷だから何度も来るんだ!と熱い語りを聞かせてくれました。

 

 

Ginjaの味は梅酒のような感じで、20%濃度とめちゃ濃い。チェリーの果実部分はあまりおいしくなかったですが、甘いお酒が好きな人はめっちゃ美味しく飲めると思います。酔います。ポルトワインもこの旅で何度も飲んだんですが、アイスワイン寄りの味でGinjaの方が私は好きでした。

 

おわりに

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3泊5日のポルトガル旅は一瞬にして終わりました。ちょっと弾丸すぎて日にち足りるのか?と心配でしたが、朝5時起きで一日中街歩き、日帰りで近場も観光するのであれば、ポルトガルの規模ならこの日数で十分な気がします。ボードゲームは残念ながら他ヨーロッパに比べて巡るお店が少なかったですが、ご飯が美味しいので満足度の高い旅行になりました。

 

もうすぐ年末なので、ヨーロッパやアメリカ国内で巡ったショップなどを今一度まとめてみようと思います。それでは〜!

PAX Unplugged 2018フィラデルフィアのイベント参加レポ!その2

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参加した当日、勢いでPAXレポブログその1をアップしました。

精度とか気にしてたらブログとか続かないすね。12月は個人的にブログ強化月間です。ってことで今日もラフに書きます!思い出が冷めないうちに!!!(間違い見つけたら後ほどリライトします)

 

…と速報をアップしようと思ってたら、先日ブラックフライデーセールで買ったiPad最新型とApple Pencilでの「まんだら制作」にハマり、その後喘息になり4日ほどアップが遅延しました…すみません。しかし!私が書かないとPAXの情報は闇の中に葬られそうなので、使命感で書きました。アメリボードゲーム市場の盛り上がりを知ってほしいし、何より楽しそうなゲームがたくさんあるんで知って欲しいんです。

 

さて、ではPAX Unpluggedの紹介を「写真+文で一言」形式で、いっきまーす!

 

CMON

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一番角にあったシーモンへ!テンションが最高に上がった状態で入場したので、撮影ブースじゃないけど、ギズモス前でぱしゃーり。最近販促ポスターを作るお手伝いをさせてもらったので、販促物全般も気になって色々撮りました。こんな3m越えの販促物はどこで印刷するんだろう…スケールがでかいなぁ。

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土曜日の朝イチに行ったのですが、すでにブースでは売り切れ商品がたくさん。平日は金曜日の1日だけのはずなんですが、こんなに人気なんですねぇ。

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その他の商品!Ta-Da!って初めて見たなー。

Ta-Da! | Board Game | BoardGameGeek

 

Stronghold Games

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最近日本へキックスターター着弾報告があがっていた「AuZtralia」。面白いのかな〜。その他、Paper talesはプロモがついているようです。FortuneというゲームはNot in storesと書かれています。フリーゼのFool!というゲームも残り1個!と書かれていました。

 

Wyrmwood Quality Gaming Supplies

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はい全然目をつけてない企業突然登場系きたこれ。ボードゲームサプライ専門店です。

 

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これ、ダイスタワーです。木の温かみがあって美しいですね。テーブル同様、木の色みにバリエーションがあると、選ぶ楽しみがあります。

 

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ボードゲームサプライ専門店は調査時には見ていなかったのですが、2、3社出展していたと思います。

 

GamerMats

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プレイマットのショップ!小さいマットは5ドルから。PAX限定のマットなども販売されており、人がたくさん集まっていました。

 

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キャラものや宇宙柄みたいな、書き込みの多いイラストものが多かったです。

 

Capstone Games

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きました!ここは今回個人的に1、2を争う注目度の企業でした。見てください、このThe Estatesの販促パネル!下からライトが当たって蛍光発光しています!!これをデモゲームごとに作っているんですよ…!!なんというか、PRがシャレてる。

 

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さて、今回のお目当ては新作「Pipe Line」!ゲームは3年、各年は8,6,4ラウンド、ターン制のワーカープレースメント。10ドル支払えば隣マスのアクションも追加で実行可能。左側にあるパイプストックからパイプを取り、中央に配置する。繋がったパイプのタイル数分、点数が入るのですが(Pastterlyをご存知の方はそれを想像するとわかりやすいです)たくさんコンボすると、全体ボード手前の水滴マークの横にある5,4,5などのタイルがゲットできます。最後のお金の多い人の勝ち。

 

遊びたくて結構待ってたのですが、フルゲーム60分〜90分級なので、なかなか終わらない。後ほど何度も訪れたんですが、いつブースに行っても次の方が待っている状態だったので、泣く泣く試遊を諦めました。ネットに「PAX Uは土曜日に行くな。混んでいて試遊で全然遊べない」と書かれてたんですが、まさにそうだった…

 

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その他はDexterity寄りのThe Climbers、CARTHAGOが販売されていました。このCapstone Gamesは今後も注目だなぁ。

 

 Renegade Games

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こちらは新作Lockup。販売員さんが居なくて説明聞けなかった…12時頃だからお昼休憩だったのかな(笑) 他ブースでも、ゲームのデモだけ置いてあって人が居ないというラフな感じのブースも多かったです。

 

Jordan Draper Games / itten

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ゲームマーケットにも出展していた「Tokyo Series」で知られるJordan氏のブースへ!ittenのお二人とはNeyYorkでBBQリブとゲームカフェに行くことになっていたので、その相談へ(笑)マスキングテープだけのゲーム「Tokyo Washi Game -Cats-」とTurin Marketを購入。ittenさんのゲームは「Here comes the Dog」の第2版を。日本人ともアメリカ人とも遊ぶので、最初から両言語で説明書が入ってるの本当ありがたい。母語の方がルールの理解は早いのはもちろんですが、ゲーム中に相手にも参照してもらえるのでありがたいです。

 

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ittenさんの「ストーンヘンジと太陽」特設ブース!急遽販売ブースの裏でデモができるようになったようで、前日Home Depotへ木材など買いに行かれたそうです(笑)しばらく見てるうちにリーフレットがガンガン無くなって、良いプロモになってるなぁ、と思いました。やっぱり手に触れるものが目の前にあるって良いですね。

 

Stonehenge and the Sun by itten — Kickstarter

 

Breaking Games

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袋がそのままマットになる「Stars Align」は、カードを1枚引いて、その形状になるように自分の星を置く。相手の色の星であれば裏返せて、写真のように1列すべて同じ色になったら星チップを1枚もらって星をクリーンアップ。確か5枚先取。二人用ゲームです。

Floodgate Games

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新作BOSKのプロトタイプ!カラー印刷してポイっと置かれたルールブック(笑)

 

Crafty Games

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ここは「Tabriz Game」として2つプロトタイプを発表、製品化の時期は未定とのこと。Twitterで気になってみつけた掘り出し物感…!紫ヘアーのデザイナーさん自らインストしてくれた!ワーカープレースメント。イスタンブールのように、各エリアで交換や購入できるリソースが違う可変マップ、センチュリースパイスロードのように価値の異なる布資源を段々変換してお金を稼いでいく。センチュリーもイスタンブールも今年ベスト10に入るし、これは製品化に期待のゲーム!

 

Portal Dragon

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Palm Islandのプロモーションで、防水であることをアピールしている展示(笑)そうきたか。このあとスタッフさんとのゲームに勝って、Palm Islandの簡易水筒をもらいました(笑)めっちゃプロモーションに力いれるやん。

 

Palm Island | Board Game | BoardGameGeek

Yanaguana Games

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むちゃかっこいい、新作Re-cord!!ボックスがアンプだよ!ここのメーカーさんは全くチェックしてなかったんですが、このゲームと Stir Fry Eighteenというゲームのみ、しかもデモのみで参加してました。このゲームはプレオーダー受付中だそうです。新鋭ギタリストになってギターで曲をかきならし名声を集めて、有名ギタリストを目指すゲーム!ピックで指定のフレット押さえて、コードを達成したらポイント。そこからソングカード(1曲歌う)だとさらに高得点。これギターやったことある人ならめっちゃ盛り上がるんじゃないだろうか。私もそうです。隣の人には全く響いてませんでした(笑)

 

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ルールブックが公式で公開されてたんですけど、各ピックで能力が違う。hide with spread beaver 再熱でバンド熱高まってるから買おうかな…

 

Re-Chord | Board Game | BoardGameGeek

 

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新作「Blume」美しいタイル配置。パッケージがチェルシーみたい!2019年キックで発売、場に出た目標の花を作ったらポイント、花びらが同じ色の花を完成させると、花の価値を上げ下げもできる。最初は3×3マス、4×4、5×5、とどんどんラウンドで置けるエリアが広がる。秘密裏に持ったカードで指定された場所に花を咲かせると、追加ボーナスがもらえる。まだHPに情報ないみたいです。ああ、買おうかな〜!

 

Board Game Tales.com

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この検索性の低いブース名…!ボードゲーム専用のテーブルを扱っています。オーダーメイドも扱っているようです。こうゆうテーブルは家には置けないので、スーっと通りすぎようとしたんですが…

 

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なんとここ、紙ペンゲーム(Roll and Write Game)を2つも出してるんですよ。しかもプレオーダー中で未発売、この場で注文すると米国内フリーシッピング。紙ペンゲーム、トレンドだなぁ。一つ目は、色使いがガンシュンクレバーそっくりなこの「QE」というゲーム。2019年発売です。

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株価を勝利点を稼ぐ、前回あったQEというゲームの5人までできるようにした新版のようです。

 

Q.E. | Board Game | BoardGameGeek

 

 

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もうひとつは「On Tour」こちらも紙ペンで、アメリカ全土を舞台に、

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場のカード3枚から1つエリアを選び、ダイス2つの目を使って数字2桁を書いていく。

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全員がマスを埋め終わったらゲーム終了、数字を昇順に1本だけ繋げ、ロンゲストロードの人(☆通過でさらに得点)が勝ち。真ん中のカード3枚から1種を各自選んで数字全部埋めていく、って説明をきいた時は「あーん?ウェルカムトゥのパクリでは?」と思って見てたのですが、全然プレイ感は違いそうでした。ダイス2つをどう使うかで、数字の揺らぎ幅が大きくなるのがいいですね。きになる人は詳細ルール見てみてください。

 

On Tour | Board Game | BoardGameGeek

 

Grand Gamers Guild

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Endeavor: Age of Sailを出している企業Grand Gamers Guildで、キックのThe Artemis Projectの本物を発見!!このゲームは以前PnP(Print and Play)で友人に遊ばせてもらったので、コマの立体感だけで地味に感動します(笑)ダイス・トークン・ボード・カードとしっかり入ったセット。楽しいですよ。

 

 

The Artemis Project | Board Game | BoardGameGeek

 

Petersen Games

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クトゥルフシリーズを出している企業Petersen Games。ここで「Evil High Priest」というゲームを発見。暗ーい色味のボードにカラフルなコマ、Villaniousを彷彿させるなぁ。

 

Evil High Priest | Board Game | BoardGameGeek

 

Weird Giraffe Games

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キック発Stellar leap、SF系ワーカープレースメント。

 

Stellar Leap | Board Game | BoardGameGeek

 

 

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この企業ノーチェックだったんですが、しっかりしたゲームをガンガン出して、ブースも大きめでした。これは「OAXACA」というゲーム。

 

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ここのゲーム全部艶やかですね。好きです。いや、マットが派手なだけか…。これはDreamsってゲーム。

 

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Animal Kingdomsというゲーム。これが一番面白そうだったなぁ。

 

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このゲームは名前がわからなかった…ダイスを振って、指定されたスティックを配置して自分の色を伸ばしていくゲーム。

 

巨大シリーズ

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恒例の巨大シリーズを少しだけ紹介します。定番のキングオブトーキョー!

 

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トレンドのROOTのジャイアント版!こんだけオレンジの陣営がいると迫力があるなぁ(笑)カードは普通サイズでした。

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キャプテンリノ?

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HABAのアレ。たまごも大きい、ゴムみたいな素材だった!



First Lookupゾーン

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ここは企業ブースではなく、新作のプロトタイプを遊べるテーブルです。明確に「エッセンからの新作」と書かれていますね。企業のプロモーションとして出している商品もありますが、まだ未発のゲームなどを、デザイナが直接持ち込む場にもなっているのです。現在キックしている「Seize the Bean」のプロトタイプがこのゾーンに出ているということだったので、Twitterのデザイナー写真(服装込み)を元に探しました。

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何この形式。ブースを出さず、こうゆうスペースでプロモーションするのも新しいなぁ。面白いけど、探すのはなかなか時間かかるので、普通のブース出してほしいな…(笑)

 

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「Seize the Bean」すでにプレイしてる方が居たので写真だけ。砂糖のキューブや袋が達成時よりしっかりしている…「このゲームもうキックしたけど、コンポーネント見に来た!」というと喜んでくれて、シールまでくれました(笑)製造に力入れ過ぎて、発送がすでに延期しまくってるので、早く完成することを心待ちにしているゲームの一つです。

 

戦利品

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・Trellis ツルを伸ばし花を咲かせるシンプルなタイル配置ゲーム
・Here Comes The Dog 
・Turin Market
・Tokyo Washi Game

これから遊ぶのが楽しみです。

 

総括

・PAX Unplugged自体は2年目の開催

ボードゲームのブースがメイン、イベント、パネルセッションなどあり

・出展企業全体に占めるボードゲーム率が国内他イベントより高い(GenConはミニチュアやTRPGが多い、トイフェアはおもちゃ全般)

・GenConよりは規模が小さい

・出展は米国企業がほとんど。フィラデルフィアはじめ東海岸の小さな企業も出展

・ヨーロッパ企業の米国支社ブースは、大手でも小さめ

・アジア企業の参入はほとんどなし(ittenさん談)

・仮装している人は少なめ。GenConを100とすると10ぐらい、お祭り感は少なめ

・PAX Unpluggedに合わせた新作は少なめ。エッセン新作が英語版になって新作ゾーンに置かれてることが多い

Kickstarterゴール達成品(生産が決定している)をデモ展示してる企業が多数。その場合、商品がないためブースが小さい。プレオーダーを会場で受付(その場合、送料無料)という形を取る企業が多い

・試遊用の無料ボードゲームライブラリが充実

・一方各企業のブースは狭いため、混雑のため試遊ブースでは遊べないことも多い

 

GenCon以外の他州のイベントに参加できていませんが、所感をまとめるとこんな感じです。GenConがお祭りって感じなのに比べ、購買メインの層が多かったように思います。日帰りでフィラデルフィア観光もかねていったので、パネルセッションやイベントに顔を出せなかったのが心残り。泊まりにして、がっつりファーストルックやプロトナイトに出るのもいいなぁ。今年、現地に行けて雰囲気を知れたのは本当によかったです。車で2時間半と比較的近いから、来年も行けたら行きたいですね。

 

いよいよ2018年も終わりますねぇ。イラストや漫画に最近お熱ですが、少し立ち止まって、過去に巡ったボードゲーム紀行をできるだけブログにまとめたいと思っています。

 

では!

PAX Unplugged 2018フィラデルフィアのイベント参加レポ!その1

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12/1(土)、ニューヨークから車を3時間走らせ、PAX Unpluggedに参加してきました!GenConよりマイナーかつフィラデルフィアで開催、ということで、どれぐらいの方が行かれるのかわかりませんが、今後行かれる方の参考になればと思い、チケット購入などの基礎情報、全体マップや序盤を振り返ります。各ブース詳細はのちほど!

 

イベント概要はこちらから。

 メーカー紹介2つ目の記事はこちら

事前準備

前回の記事でも述べましたが、GenConほど有名でないイベントのためか、情報まとめサイトのようなものがありません。そのため、出展企業一覧からその企業名をコピペ、Webやtwitterなどで情報を見る…という地味な作業を行い調査します。

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ブログには注目企業20社をつらつらと書き起こしましたが、実際ブースを回るとなると位置関係がかなり重要。かつ(今回は1日だけの参加のため)時間が勝負となるため、以下を作成しました。割と役に立ったのでおすすめです。(これを公開できるのも、私が1個人だからかもしれませんが)

 

1.手書きで情報を書き込むホールマップ

2 ブース番号・企業名・新作情報を記載した企業一覧表

 

どの情報からも情報が引けるようにしました。我ながらマメだ(笑)今回公式アプリが出てたんですが、わかりにくいのと電池の減りが早くなるので当日は未使用でした。

 

これで、PAXで戦う武器のできあがりです。

 

外観

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イベント会場はこんな感じです。3階建の2棟で、横にでかいので全然はいりません!メインホールのある会場へと向かいます。

 

会場マップ 

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1階はプレイテストやパネルセミナー、時間制イベントの個別部屋です。2階の広いホールA・Sが「EXPO HALL」「FREE PLAY」となっています。

 

チケット購入・1dayパス受け取り方法

事前にオンラインから購入します。1日券は30ドル、手数料など含めて35ドルぐらいです。金土日の3日通し券は65ドルでお得です。

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WILL CALL(会場受け取り)なので、事前に印刷したQRコードの入った紙を見せます。GenConではスマホの画面を見せたのですが、リストバンドを持ってきてくれる間はスマホを一時的に持って行かれてしまうし反応しないこともあるので、アメリカではまだ紙のほうが一般的かつ安全な気がします。

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10時前にWILL CALLに行くと、並ぶこともなくすんなり1dayパスを受け取りました。これで会場に入ることができます!

 

食事

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3Fにはフードコートがありますが、このフィラデルフィアコンベンションセンターに隣接して「リーディング・ターミナルマーケット」という食が豊かな市場があります。ここは観光名所になっており、一度訪れたことがあるのですが、もう活気がすごい!

 

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この日はこちらで「コーンビーフサンド」を食べました。こういう細かく加工された肉はアメリカでは貴重ですが、日本人の口にも合っており美味しいと思います!

 

当日の様子

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こちらがフリープレイコーナー。買ったものを遊べるテーブルでもあるんですが、なんとPAX Unpluggedは「ボードゲームのレンタルコーナー」があります!

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このようにズラーっとボードゲームが新旧取り揃えてあり、欲しいゲームをカウンターに申し付けて遊ぶのです。カウンターは行列ができていました。夜23:30まであいているので、サッとブースを回ったあとこのコーナーにずっといる人もいるかもなぁ。いいなぁこうゆう試み。

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イベントホール(企業ブース)はこちら。ここに足を踏み入れた瞬間「あ、やばいぞ今日のこの感じは…」という熱気が感じられました。

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今カメラロールを振り返っているのですが、テンションがあがったときにシャッターが押されていたようでこんな写真が残っていました(笑)普段は捨てますがせっかくなので載せておこう。

 

ばーっと当日中にファシリティー面を書き終えたので、次の記事はいよいよお待ちかねのメインテーマ、各企業ブースのレポートをしてこうと思います。忘れないうちに書かないとなぁ。

 

追記:ゲーム紹介・イベント総括を書きました!

hirobodo.hatenablog.com

では!