Hiroのボードゲームあれこれ

アメリカをはじめとした海外のボードゲーム紹介・ショップ訪問記、ゲーム製作記をつづります。

アメリカボードゲーム取扱店NY編『the Uncommons』

アメリカ各州のボードゲーム取扱店(ショップ・カフェ)を巡る記事第2弾は「the Uncommons」です。

 

ボードゲームカフェ「the Uncommons」に行ってきました。

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感想

先日の記事にも書きましたが、日本形式のボードゲームカフェはニューヨークではあまり見かけず、ここはマンハッタンに初めてオープンしたゲームスペースのようです。日本はもちろんのこと、アメリカよりフランスの方が、ボードゲームスペースが町に多くある印象を受けます。

 

さて、マンハッタン南部にある「ワシントン・スクエア」から歩くこと5分、店に着きました。ガラス張りの店内で中の様子を見ることができ、オープンな雰囲気のお店です。

 

店内に入ると、4人程お客さんが居ました。2人はPCを操作しながら何か打ち合わせてる模様。あとの二人はお一人ずつ、窓際に座って読書を楽しんでいます。なんとここ、ボードゲームカフェですが、ボードゲームを遊ばなくてもカフェとして利用できるのです。今回はたまたまなのでしょうか、カフェ利用のお客さんのみでした。

f:id:iroppu:20170329033431j:plainそして入って左の壁一面のボードゲーム達。レンタルして店内で遊べるゲーム(TO RENT)と、販売用のゲーム(TO BUY)両方があります。

 

初めて、かつ一人で来訪したため、紅茶をまずは頼み、ゲーム達を眺めてみることにしました。ゲームを一通り眺めた後、カウンターをよくよく見てみると…

 

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何!?スペシャリティー・ドリンクだと。見逃していた…

・"TEA"CKET TO RIDE(Earl Grey Latte w/ Lavender & Vanilla)
・MEPPLE'S MILK(Rasberry White Hot Chocolate)
・CONNECT4(BERRY Smoothie)
・the Splendor Spice(Pumpkin spice tea late)
・KING OF NEW YORK Cheesecake(Latte w/ Cheesecake & Rasberry flavor)

 

ティーケットトゥライド、ミープルズ・ミルク、コネクト4、スプレンダー・スパイス、キングオブニューヨーク・チーズケーキ・・ 最後以外、タイトルからあまり中身はわからないネーミングですが、全てボードゲーム関連のオマージュです。フォントやロゴまで原作を踏襲してこだわっているのが素晴らしい。

 

次回来たら頼もう。I'd like the Mepple's Milk!

 

そうこうしているうちに、ゲーム目当てのお客さんがやってきました。4人組の男性で、どうやら予約していたようです。ゲームを選ぶ棚の奥に半個室があり、そのテーブルに荷物を置いて店員さんにゲームのお勧めを聞いています…もし簡単なゲームであれば一緒に遊びたかったのですが、かなり大きい大箱を2個チョイスされていたので、ヘビーゲーマーと見て、遊ぶのを諦めました。言語の壁がとれるまでにどのくらいかかるんだろうか…

 

今日は遊ぶのを諦め、お目当てのゲーム3つを販売しているかどうか店員さんに聞き、あれば買うことにしました。しかし3つとも在庫がなく…来週だったら取り寄せられるとのこと。残念そうにしているのを見かねたのか、別システムを立ち上げて、社員番号のようなものをPCで入力し、店舗の在庫検索システムを利用して検索もしてくれていました…これ私に見せて大丈夫ですか?というような業務システムのページでした(笑)

購入を諦め、店員ANATOさんのオススメを聞いて教えてもらうことにしました。いつか友人と共に訪れると心に決めて…

 

1つ目はUnusual Suspects!

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12人の容疑者から犯人は誰かをあてる推理ゲームで、親・その他プレイヤーに別れ、簡単な質問カードにプレイヤーそれぞれの感性で○か×で答え、犯人ではないと思う容疑者を裏返していく。ミステリウムに近いですかね。

 

2つ目はKrazy Wordz!

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アルファベットを組み合わせてお題を表現する、ワードゲームです。2016年発売の新しめのゲームで、2016年ドイツ年間ゲーム大賞推薦作品のようです。

この写真の例では、

・Rare Mineral(貴重な鉱物)

・Music Genre(音楽のジャンル)

・Capital of Mars(火星の首都)

・Workout Equipment(運動器具)

というお題カードがあり、各プレイヤーに一枚ずつ手札としてくばります。例えばAさんが「貴重な鉱物」のお題カードを引き、手元にA,A,B,Iというアルファベットを持っていたとしたら、そのお題っぽく「BAIA」という(鉱物っぽいと思われる)ネーミングのプレートを作り、全員が作り終えたら、余分にお題カードを1枚プラスし、誰の単語がどのお題か?を当てます。あてた人と当てられた人に双方ポイントが入り、6ラウンド行って点数の高い人が勝ち、というシンプルなルールです。答え合わせを行ったあとに、「いや〜鉱物っぽいじゃん〜バイア!!」「全然わからないよ!」みたいなやりとりが想像できて楽しそうなのですが、これ、国によって感性がズレそうですね…。ちなみにANATOさんが手元のお題で秘密裏に作ってくれた「ROT」は「動物の鳴き声」のイメージだそうです…わからん…(笑)

 

どちらも5分程でルール説明を頂き、拙い英語で質問をしましたが丁寧に教えてくれました。その後店長さんにご挨拶し、帰ることにしました。

 

店舗情報 

店名 the Uncommons
住所 230 Thompson St, New York, NY 10012
電話番号 (646) 543-9215
営業時間 8:30 - 24:00(金土は25:00、日は23:00まで)
定休日 なし
URL

http://uncommonsnyc.com/

 

 

おわりに

ニューヨーク初のボードゲームスペースと聞き、取り急ぎ訪問してみました。ニューヨーク旅行中に複数人で訪れる場合、店長さんにインストしてもらえる上、1日10ドル(平日は5ドル!)で遊びまくれるので、近くに来た時は是非寄ってみてください。立地も良く、夜ご飯後にリーズナブルに24時まで遊べる場所はなかなか貴重です!次回は私も友人と共に訪れたいと思います。

カフェとしても利用もできるので、一人で行く場合も、散策に疲れて休憩するカフェとしても適しています。スペシャリティー・ドリンクがあなたをお待ちしています。疲れたあなたにティケット・トゥ・ライド。ではでは。

 

その他のアメリカボードゲームショップ紹介記事はこちら。

01. Barnes&Noble

02. the Uncommons

03. Amy's Hallmark Shop 

04. ToysRus Express

05. The Compleat Strategist

06. Forbidden Planet

07. Dinasaur Hill

08. Game Master Games

09. The Brooklyn Strategist

10. Staples 

11. Mcnally Jackson

12. Hex & Company

13. Comic Comics & Games