Hiroのボードゲームあれこれ

アメリカをはじめとした海外のボードゲーム紹介・ショップ訪問記、ゲーム製作記をつづります。

アメリカボードゲーム取扱店NY編『Mcnally Jackson』

アメリカボードゲームショップ紹介第11弾は、大都会SOHOエリアにある、クールな書店『Mcnally Jackson』です。

 

先日の文房具屋Staplesの記事で「こんなお店にもボードゲームがあるんだ」という感想を多く頂きました。今日も、ボードゲームに興味がなくNYに観光にきてくれた友人にもおすすめしているお店を紹介したいと思います。こんなおしゃれな店にもあるんだよ!

 

外観

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SOHOエリアにふさわしい店構えのクールな書店、それが『Mcnally Jackson』です。

店内の様子

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ここのお店はカフェ併設型で、1階+地下1階に広がる中型店舗です。地下一階のフロアではたまにトークショーなども行われており、日本でいうところの、独自セレクトされてるこじんまりした書店B&B(下北沢)のような感じです。

 

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エントランス入ってすぐはこんな感じ。基本的には書店なので、ずらっとテーマごとに並んでいます。照明は比較的暗め。

 

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私の大好きなステーショナリーのコーナー。日本の紙もたくさんレコメンドされてます。

 

ボードゲームコーナー

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アメリカでよくみかける「SORRY!」もクラシックカラー。右にある筒状の「NURIE」は、ポスター型の塗り絵です。塗り絵ぐらいアメリカにもあるのにこのネーミング・・あとは「King of NewYork」もニューヨークらしい取り扱いですね。

 

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右側に写っているのが、本の棚を眺める、美しい友たち。足元だけ初登場。ボードゲームには一切興味がありません(笑)足場の悪いマンハッタンでヒールを履いてる時点でリスペクトに値します。

 

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電力会社、プエルトリコ、テラミスティカ、宝石のきらめき、レジスタンスなど。こんなおしゃれな内装のお店なのに、小箱はガチャガチャーっと置いてあるのがイッツ・アメリカ。

 

店舗情報

店名 Mcnally Jackson
住所 52 Prince St, New York, NY 10012
営業時間

10:00-22:00(日曜のみ21:00まで)

定休日 なし
URL

http://www.mcnallyjackson.com/

 

最新情報は公式HPを参照してください。

 

おわりに 

いかがでしたでしょうか。ここはクールなお店なので、ボードゲームショップとしてではなく、観光の一環としてぜひ組み込んで欲しいですね。

 

毎日更新を続けてはや12日。1ヶ月続けてみます。ネタ続くかな?

 

その他のアメリカボードゲームショップ紹介記事はこちら。あと10個ぐらい紹介したら一覧にまとめます!

01. Barnes&Noble

02. the Uncommons

03. Amy's Hallmark Shop 

04. ToysRus Express

05. The Compleat Strategist

06. Forbidden Planet

07. Dinasaur Hill

08. Game Master Games

09. The Brooklyn Strategist

10. Staples 

11. Mcnally Jackson

12. Hex & Company

13. Comic Comics & Games

人気記事はこちらから。過去最大にバズった記事。

hirobodo.hatenablog.com

 

アメリカショップ情報の中ではこの記事が一番人気です。

hirobodo.hatenablog.com

アメリカボードゲーム取扱店NY編『Staples』

アメリカボードゲーム取扱店NY編第10弾は『Staples』です!

 

STAPLESは文房具やオフィスサプライをメインに扱っている店舗です。 郊外・都心部ともに店舗がたくさんあり、ニューヨーク州以外にも広がる大型チェーン店です。

 

今回は、アメリカならではの「ボードゲームショップ専門店ではないお店」の取り扱っているボードゲームを紹介したいと思います。

店内の様子

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ボードゲーム コーナーを発見。定番モノポリーは、スターウォーズバージョンがあります。棚自体は1つ。

 

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定番モノが多い中、お題に答えられないと顔にテープを貼られるという暴力的なゲーム「Caught on TAPE」を発見。

 

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テープ3つ入り。パーティゲームが好きなアメリカっぽい商品だなぁとは思いますが、訴訟大国アメリカで、果たしてこの危険商品は生き残るのでしょうか??
 

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続いて、公園でよく見かける『Coinhole』のミニ版を見つけました。相手側の穴に、自分のボールを投げ入れるだけなんだけど、なかなか難しくて面白い。 遊ぶ人を選ばない、シンプルなゲームだと思います。大型化されるゲームは多いけど、小型化したハスブロはえらい!アメリカでも最近ミニマリズム志向が増えてますしね。ってミニマリストはそもそもこれ買わないか(笑)

店舗情報

店名 Staples
住所 1080 Old Country Rd, Westbury, NY 11590
営業時間

8:00-21:00(日のみ10:00-20:00)

定休日 なし
URL

https://stores.staples.com/

 

最新情報は公式HPを参照してください。

 

 

 

おわりに 

いかがでしたでしょうか。日本だと、なかなか文房具店でボードゲームを見かけることはなかったように思います。今後も、アメリカ在住特権を生かし、ボードゲームショップでない普段行くお店にもフォーカスし、商品ラインナップを紹介できたらと思います。

 

その他のアメリカボードゲームショップ紹介記事はこちら。あと10個ぐらい紹介したら一覧にまとめます!

01. Barnes&Noble

02. the Uncommons

03. Amy's Hallmark Shop 

04. ToysRus Express

05. The Compleat Strategist

06. Forbidden Planet

07. Dinasaur Hill

08. Game Master Games

09. The Brooklyn Strategist

10. Staples 

11. Mcnally Jackson

12. Hex & Company

13. Comic Comics & Games

 

人気記事はこちらから。過去最大にバズった記事。疎遠だった友達からも連絡きた。

hirobodo.hatenablog.com

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アメリカボードゲーム取扱店NY編『The Brooklyn Strategist』

アメリカボードゲーム取扱店紹介、第9弾!いやぁ、増えてきましたね。

 

ニューヨーク・ブルックリンのゲーム専門店「The Brooklyn Strategist」に行ってきたので、紹介したいと思います。マンハッタンからは電車で10分なので、ブルックリンブリッジの観光と合わせて、是非オススメしたいお店です。

 

外観

今日は車でニューヨーク郊外のブルックリンへ。ニューヨーク州はかなり広いので、都市部であるニューヨークシティ・マンハッタンは一部に過ぎません。今回はブルックリンに用事があったので、車を走らせ、ボードゲームショップ&カフェ「The Brooklyn Strategist」へ。このあたりは、駐車場がないので、路駐します。(公的に路駐を許可されています。)駐車場が全然見つからない時もありますが、この時はすんなり見つかりました。NYの中でもさらにイケてるエリア『ブルックリンハイツ』にあるボードゲームカフェ。2時間待ちしてやっと入れた!人気店です! 

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現在はイースターなので、イースターっぽくうさぎの耳でボードゲームたちがデコレーションされています。この店舗では、子供たちの課外活動として、放課後に会員制でボードゲームを通じて学ぶ、という仕組みもあるようです!日本にもぜひ導入してほしいですね。

店内の様子 

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このボードゲームカフェは、マフィンやコーヒーがいただけるカフェが併設されており、ボードゲームカフェの満足度を上げる、クオリティの高い食事がいただけます。カフェカウンターは「これぞブルックリンスタイル!」というような、ビンテージ×ブラックで引き締められたデザインでした。

 

 

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販売用の商品も充実、レンタル棚にもたくさんのボードゲームがあります。お客さんが、ちょうどコードネームを買って帰っていました。

 

 

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レンタルできるボードゲームは、シールがそれぞれ貼ってあり、キッズ・ライト・大人数向け・2人向けなどの簡単な分類がされています。

 

ゲーム卓の方は、20代〜30代の方がミニチュアフィギアをペイントするイベントが実施されていました。ボードゲームも気軽に遊べそうです。

 

 

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今日遊んだゲームは、Ubongo(2D版)、サグラダ、Quarto。まずはUbongo!

先日TLでウボンゴマスターに挑戦云々の投稿を見てから、やりたくてしょうがなかったやつ。残念ながら2Dのしか無かったけど、初めてボードゲームを遊んだ友人にも大好評!!友達たちが間違えて「ウガンダ」と言い続けてて可愛い。

 

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続いてサグラダ。

脳みそフル回転で原文・和訳読みながらインスト実践。女子受け抜群と思って出したら、やはり受けた!得点計算時に、制約違反が発覚したら該当ダイスを取り除くのだけど、友達がめちゃめちゃ違反してて笑った。点数マイナスになってるし!

 

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最後はQUARTO!

よく見るアブストラクトだけど、実際プレイしたことはなかったのでチョイス。スマートでお後がよろしいこと。美しい。

 

 

今回気になったゲームは、「AGAMEMNON」。アブストラクト系にめっぽう弱い私、これはビジュアルもいいよね。

Agamemnon | Board Game | BoardGameGeek

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そういえば、毎回私はレンタルゲーム棚を撮ります。写真を撮っておいて何をするかと言うと、次回の事前調査です。タイトルを検索してゲームのルールを事前に調べ、面白そうなものはメモ。ライトなものは日本の友人と遊ぶため日本語でインストできるように、ギークなゲーム会でできそうなものなら、ルール把握と英語インストできるようにまですること。知人が多く居て、かつ日本語ルールのゲームが多い日本じゃここまでやってなかったけど、ここアメリカでは事情が違う。ボードゲームが趣味の知人ゼロの土地での初歩的なステップだけど、コツコツ頑張ろう。

店舗情報

店名 The Brooklyn Strategist
住所 333 Court St, Brooklyn, NY 11231
営業時間

11:00-23:00(土・日のみ10:00-、日のみ20:00まで)

定休日 なし
URL

https://thebrooklynstrategist.com/

 

最新情報は公式HPを参照してください。

 

おわりに

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いかがでしたでしょうか。今回は、イケてるエリアのブルックリンのボードゲームカフェに足を運んでみました。もう少し行動範囲を広げて、ニューヨーク州全体のボードゲームショップ情報をお伝えできればと思います。ではでは。

 

その他のアメリカボードゲームショップ紹介記事はこちら。増えてきたなぁ。

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アメリカボードゲーム取扱店NY編『Game Master Games』

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昨日公開した「ボードゲーム会運営ノウハウ」がホットエントリ入りしました!

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ブログやってて初めてです。こういった記事をたくさん書けるようになりたいものです。

 

 

さて、アメリカボードゲームショップ第8弾は、ニューヨークのボードゲーム専門店「Game Master Games」です。都会からは少し離れた場所ですが、マンハッタン郊外まで足を伸ばせる場合は、観光にも是非オススメしたいショップです。

 

外観

今日は車でニューヨーク郊外のベスページへ。ニューヨーク州はかなり広いので、都市部であるニューヨークシティ・マンハッタンは一部に過ぎません。ちょうどベスページに用事があったので、車を走らせ、ボードゲームショップ「Game Master Games」へ。すぐに見つかりました。

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店内の様子 

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店内へ入って行くと、早速ボードゲーム売り場を発見しました。定番のモノポリーも大量にあります。マリオのパズルも発見しました。

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ここの店員さんはかなりフレンドリーで、来店と同時に話しかけてくれます。今日はあまり遊ぶつもりがなかったので、ミニチュアゲームやボードゲーム、カードゲームの取り扱いがあることを聞いて、あとはゆっくり一人で見させてもらいました。

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ワールド・フェア1983もありました。なにやら、指定された2つのゲームを買うと、Santa's Renegadesのプロモボックスが無料でもらえるようです。

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ピラミッド・ポーカー。めっちゃ面白そうです。

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こんな風に奥がプレイスペースになっており、今日はカードゲームをプレイしている学生?のお客さんが二人、ボードゲームをしているお客さんが4人です。いずれも友人同士のようで、ふらっと一人できて遊ぶ環境ではないようでした。

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日本のイエサブのような展示販売方法で、様々なカードスリーブの横に、小箱のボードゲームが並べてあります。

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ここはベストセラーの商品が並べてあるゾーンで、カタン、チケット・トゥ・ライドがありました。一番下の棚はボードゲームでないおもちゃが散らばっていました。このへんがアメリカっぽいです。

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ハリーポッターホグワーツバトル、というゲームなんかもありました。

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日本で見るようなゲームもちらほら。

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あっ!街コロがありました!英語版になっても、日本語で「街コロ」と書かれています。値段もそんなに高くありませんでした。

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ゲームの取り扱い数がかなり多いです。

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巨大コリドールも遊べるようです。

プレイスペースでは、ボードゲーム会も開かれているようなので、調べて来て見たいと思います。また友人を連れていつか来てみたいなぁとしみじみ思いながら、ショップを後にしました。

 

店舗情報

店名 Game Master Games
住所 954 S Broadway, Hicksville, NY 11801
営業時間

10:00-22:00(土・日のみ12:00-、金・土のみ24:00まで)

定休日 なし
URL

http://www.gamerterrain.com/

 

最新情報は公式HPを参照してください。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は少し郊外のボードゲームショップに足を運んでみました。これからも行動範囲を広げて、ニューヨーク郊外のボードゲームショップ情報をお伝えできればと思います。ではでは。

 

その他のアメリカボードゲームショップ紹介記事はこちら。

01. Barnes&Noble

02. the Uncommons

03. Amy's Hallmark Shop 

04. ToysRus Express

05. The Compleat Strategist

06. Forbidden Planet

07. Dinasaur Hill

08. Game Master Games

09. The Brooklyn Strategist

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13. Comic Comics & Games

 

人気記事はこちらから。

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都内で大規模ボードゲーム会を3年間主催してきた私の、集客ノウハウとゲーム会継続のコツ

はじめに

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現在は米国在住の私ですが、日本にいた頃、都内でボードゲーム会を主催していました。

 

 

3年前に始め、知人だけで始めた第1回は十数人での開催でしたが、3年強月1で続けて、1回あたり最大84人の参加者が集まる大規模なボードゲーム会となりました。下記グラフは、第30回の時に記念トークをした際のスライド資料です(笑)

f:id:iroppu:20180424005141p:plain「口コミだけで80人もどうやって集めるの?」

「(マルチとかの人じゃない、健全な)参加者が継続して増えていってるのはなぜ?」

 

と知人にもよく聞かれるため、 人・コンテンツ・ケアの3つの観点から考えた、私なりの「集客ノウハウ・良いボードゲーム会を続けるコツ」を書き連ねました。ボードゲーム会はもちろん、他のイベントを運営されている方にもご参考になれば幸いです。

 

※私が主催した会に参加された皆様・実名をご存知の皆様へ

不特定多数が見るインターネット上での個人情報特定を避けるため、コメント等頂く場合には、個人名・団体名・ニックネーム・地域が特定されないようなコメントにご協力ください。 

 

筆者について

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私自身のパーソナリティは以下です。コツとはあまり関係ありませんが、事前情報としてご参照ください。

・ゲーム会主催当時20代・女

・大学院まで関西、東京で技術職(SE)5年半勤務

・遊んだことのあるボードゲームは500個ぐらい

ボードゲーム以外の趣味がある(フェス・登山・アカペラ・旅・華道・DJなど!)

 

「もともと東京に友達が多かったんでしょう?」と言われますが、大学院まで関西だったため、上京した頃は周りにほとんど友達が居ない状態からのスタートでした。

 

ゲーム会概要

・月1回、土曜開催

・13:00〜19:00の間で自由参加

・参加費:1人500円(公民館を終日借りる費用に当てる)

・終了後、事前に予約していた居酒屋で懇親会(2時間・ほぼ飲み放題)

・クローズド会

(参加者は口コミのみで集めており、この形式はボードゲーム界隈で一般的に「クローズド会」と呼ばれ、ネット上で不特定多数に参加者を募る「オープン会」形式の対になる位置付けとなります。)

 

集客ノウハウ・良いボードゲーム会を続けるコツ

さて、人・コンテンツ・ケアの観点で、私が行っていることを以下に分類しました。

 

【観点1:人(集客)】

・客層はボードゲーム初心者をメインで狙う

・他の趣味で出会った「趣味の合いそうな」友人を誘う

・来なくなった人に心を痛ませすぎない

・来てくれる人の興味を「事前に」把握しておく

 

【観点2:コンテンツ(ゲーム会)】

・大きめの快適な会場を3ヶ月前に抑える

・毎回違う会場で開催する

・ルール周知徹底

・会場に音楽を流し、良い雰囲気を出す

・季節のイベントと混ぜる

 

【観点3:ケア】

・来てくれた人に「当日ケア」を行う

・来てくれた人に「アフターケア」を行う

 

それぞれの項目を具体的に説明します。

 

観点1:人(集客)

 

・客層はボードゲーム初心者をメインで狙う

ボードゲームが好きな方は、すでに参加しているコミュニティが大体あるので、経験したことのない人に経験してもらうことをメインとします。ボードゲームはまだまだマイナーな趣味のため、その方が圧倒的に母数が多いからです。もちろん、ボードゲームがもともと好きで、という方も来てもらってます。

ボードゲームとは何かを説明し、年代・趣向が似た友人が集まりやすいことなども伝えます。

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ライト層に合わせて、ライトなゲームももちろん持参。

 

・他の趣味で出会った「趣味の合いそうな」友人を誘う

会社の同僚や先輩を誘うのに抵抗がある人が多いと思います。そこで、別の趣味で出会った友人を誘います。共通の趣味があるので、(よほどでない限り)他の趣味にも興味を持ってもらいやすいです。ただ、クラブに行ったりフェスに行った際に、全くインドアな趣味がなさそうな人には誘いません。(意外とマッチングする可能性もありますが、勧誘して空気が悪くなると嫌なので、判断します。ここは勘。)なお、たびたび驚かれる友人を紹介するとすれば「ポールダンスイベントで会った知人」「DJイベントに来てた医学生」「学会の懇親会で声かけて話題が研究→ボードゲームにかわり、半ば強引に勧誘した友人」です。マジです(笑)

  

・来てくれる人の興味を「事前に」把握しておく

これ、かなり労力が必要ですが、個人的には重要視しています。

例えばアウトドアイベントで出会った人で、会話によるコミュニケーションが好きそうな人であれば、パーティゲームから勧めてみる。例えば、フランスに旅行して来たよ〜と話したことのある人であれば、(事前の会話の中で具体的にゲーム名を出すかは微妙なところですが)フランスのゲームをまず導入として遊んでもらおう、という想定をしておく。理由づけです。人は理由があると安心します。これらはボードゲームを遊んだことのない人に対してのアクション。ボードゲームを一度でも遊んだことがある人に対しては、その時遊んだゲーム・感想を聞いておき、それに似たゲームを紹介する、など。

会話を事前に行いその人の人となりを知ることで、当たり前ですが相互理解が深まります。私自身の感覚では、この会話の過程でマルチっぽい人はだいたいわかるので、誘わずに済みます。

 

※実際、これでマルチや宗教勧誘の人が全て防げるかというと、そうではありません。来て、行動や言動が怪しいなと思ったり、友人経由でその情報を聞いた場合は、主催者として以後来ないように連絡して調整します。 

 

・来なくなった人に心を痛ませすぎない

 何かの理由で、1度ボードゲーム会に来てその後来なくなる人がいます。次回の連絡をしても既読スルーだったり、連絡が途絶えたり。大人数を集客していると、体感ですが毎回5%ぐらいは居ます。そんなことが複数人続くと、めげそうになります。もちろん残念ですが、その人とはマッチングしなかったというだけ。会に新しい風を吹き込むために新規の人を呼んだり、今来てくれている人の満足度をあげたりする方にリソースを費やす方がよっぽど会の為になります。

連絡が途絶えてしまった人に対して、自分の行動を全く反省しない訳ではなく、(「行けるよね!?じゃ、ゲーム会の詳細送りまーす!」という誘い方が強引すぎたかな?おとなしいタイプの人には、もっと会話を重ねたあとにライトに誘うようにしよう・・・)といったような反省を行ない、次に生かしています。勧誘も恋愛・就活同様にトライアンドエラーですね。しかし、あまりそこにも力を入れすぎないのがポイントです。

 

 

観点2:コンテンツ(ゲーム会)

・大きめの快適な会場を3ヶ月前に抑える

都内でイベントを運営されている方はご存知かと思うのですが、会場のキャパが大きければ大きいほど、すぐに(早いところは半年前などから)埋まってしまいます。80〜100人規模となると、ホールや宴会会場の貸切も考慮し、できるだけ3ヶ月前に開催日程を決める必要があります。人数制限ぴったりだとかなり窮屈に感じるため、快適さのために、想定人数の+10〜20人ぐらいのキャパシティを目安に予約してください。各区で施設予約のサイトがあるため、事前にその会員となり、仮予約・本予約をします。窓口に直接お金を払いに行かなければならない場合も多いので注意してください。この施設予約運営は、何度もやっているとすぐ慣れます。

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主催の自宅に近くて予約しやすい場所が多かったですねぇ。今でもよく使っている会場は、人気案件のためここでは伏せますね。(笑)

 

 

・毎回違う会場で開催する

これはできれば、で構いませんが、毎回同じ会場だと飽きるので、なるべく毎回違う会場にします。和室・洋室で雰囲気がガラッと違うし、その後の居酒屋も特色のある場所を。とはいえ、1年間全て違う会場を探し続けるのもキャパ的に無理があるので、2ヶ月後からは同じ会場でもOK、というようなゆるいルールで運用しています。たまに、シェアハウスやコアスペース貸切など、特色のある会場で華やかなイベントになるよう意識しています。

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半分くらいは和室。和室は正義。

 

・ルール周知徹底

都内レンタルスペースに比べ、公民館は比較的安価でレンタルできます。その反面、利用ルールもかなり厳しいものとなっています。人数制限・ゴミの処理方法・退出時間の厳守など、会が始まる前、できれば集客時の案内文に記載し、当日のトラブルを防ぎます。トラブルが起きると思い出にノイズが入るので、それを防ぐためのリスクヘッジは、やりすぎることはありません。f:id:iroppu:20180424005419p:plain

 

・会場に音楽を流し、良い雰囲気を出す

これは私の趣味なのですが、iPhoneからBluetoothを飛ばし、会場に音楽をかけています。中盤以降、80人も入った部屋だとさすがに音があまり聞こえませんが、序盤の雰囲気が和やかになる気がします。ちなみに、使用しているBluetoothスピーカーはこれです。ボードゲームを持ち運ばなければいけないので、スピーカーの重量は軽めに。

 

・季節のイベントと混ぜる

12月の会ではクリスマス会と称したミニゲーム大会を、30回記念の周回イベントでは過去の振返りプレゼン会を、8月の会では浴衣割引で参加費0円で懇親会は納涼船で実施、など、簡単にできる季節ネタを多く盛り込み、「前回のゲーム会とはちょっとだけ違う」というスパイスを意識していました。イベントがない月は、食べ物持ち込み可の会場で、出前を頼んでお酒・ご飯付きゲーム会にしたりイベント色を強くすることで、勧誘時に「次はクリスマス会やるから来て〜!」と言えます。このように、勧誘のキャッチとなるきっかけを意識したイベントづくりを行っていました。

 

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懇親会が納涼船の浴衣割引デー。男性も和装が多かった。華やかだったな〜♡

 

観点3:ケア

・来てくれた人に「当日ケア」を行う

初参加の人は、ボードゲーム自体やることが初めて、という人がほとんどなので、当日隣に座ってゲームの説明をしたり、ゲーム説明ができる友人と同じテーブルに座ってもらったりします。ゲームの感覚を掴んでもらったら、あとは説明している友人に任せて、次の人を案内します。80人規模の参加者の時は、3〜4人まとめて案内したり、人狼系の8〜10人一度にできるゲームを開始してもらったりして、ギリギリ回る感覚です。80人規模の参加者で、初参加の方が多い会の場合、私自身はゲームをすることはなく、インスト(ゲーム説明)だけで動き回っていることもあります。

 

・来てくれた人に「アフターケア」を行う

イベント後、帰り道で感想を聞いたり、ゲーム会開催当日〜2日後までに、Facebookメッセンジャー・LINEなどで、当日の撮った写真などを個別に送ります。当日撮った写真は次回来なくても送ってもいいものなので、まず写真を送り、そこから相手の様子を見て、参加した感想を聞いたり臨機応変に行います。また来たいな、と思ってくれてそうであれば、次回ゲーム会の詳細等を送ります。ここはあまりルール化してないところですね。次回の連絡も、グループや、個人メッセージでも事務的な連絡テンプレメールだけだと返信確率が低いので、「資格試験あるって言ってたけど、6/10って大丈夫なんだっけ〜?」のような話題に出た具体的に想像できるイベント+ライトな日程の確認を行なった後に詳細を投げたり、など、タイミングをみて連絡しています。これはもはやゲーム会うんぬんの話ではなく単なるコミュニケーション術ですね。

 

※これを自分の誘った50人以上に対して個別に考えて毎回やってるのか?と驚かれるのですが、ゲーム会直後の2〜3日だけ、コミュニケーションが普段の20倍ぐらいになるだけで、ほぼ無意識にやってるので全然苦ではありません。逆に、常にスマホの通知音が鳴っているので、ゲーム会翌日の日曜日は特に幸せです。それに、ここまでしなくても次回来てくれる方も結構いるので、その方には甘えて、さっと事務的な連絡だけして終わる場合も多いです。相手によって伝え方を変える、という意味では、普段のコミュニケーションとなんら変わらないような気がします。

 

まとめ

以上、私がゲーム会を主催するにあたり、3つの観点で意識していることの詳細でした!今一度、各項目をまとめます。

 

【観点1:人(集客)】

・客層はボードゲーム初心者をメインで狙う

・他の趣味で出会った「趣味の合いそうな」友人を誘う

・来なくなった人に心を痛ませすぎない

・来てくれる人の興味を「事前に」把握しておく

 

【観点2:コンテンツ(ゲーム会)】

・大きめの快適な会場を3ヶ月前に抑える

・毎回違う会場で開催する

・ルール周知徹底

・会場に音楽を流し、良い雰囲気を出す

・季節のイベントと混ぜる

 

【観点3:ケア】

・来てくれた人に「当日ケア」を行う

・来てくれた人に「アフターケア」を行う

 

 

おわりに

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「集客とゲーム会継続のコツ」として、意識的に行なっていること、無意識で行なっていたことを文章にあらためて初めて起こしましたが、いかがでしたでしょうか。これまでで一番想いがつまった(6000文字超!)記事になりました。

 

趣味に対して何もそこまでやらなくても、と思われると思いますし、ほぼ機械的にやってると思うと自分でも恐ろしいのですが、「健全な会を維持する努力」は主催者の必須条件だと考えますし、この方法で健全なコミュニティが世の中に増えるのであれば、これ以上ない喜びと思っています。 

 

ボードゲーム会はもちろん、他イベントを運営されている方にも、何か少しでもご参考になれば幸いです。

 

おまけ

この記事を書くにあたり、過去のゲーム会の写真やデータなどを見返していて、とても懐かしくなりました。私は、自分が主催していたボードゲーム会が好きで好きで、そこに来てくれる人も楽しい人ばかりで大好きでした。振り返る過程で、エモ感情を揺さぶる写真が出て来たので、本筋と関係ないおまけとして追記します。

 

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送別会も盛大にしてもらったんですが、これピクテルのケーキなんです!しかもちゃんと自由の女神が表現されてる!「今後運営をまかせるメンバーに全員スプーンで食べさせていく」というカオスな状況になったけど、そんな思い出も含めて全部好き。

 

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こちらもプレゼントの品。ニューヨークに渡米するのと私が好きだった「キングオブニューヨーク」にかけて「クイーンオブニューヨーク」をメンバーがサプライズで作ってくれてました。その場で開けたら、箱の中には101人分の手書きメッセージ。今までの伝説の回の思い出や、その子を誘った最初思い出が走馬灯のように101人分一気に込み上げて、大泣きしました。

 

「18エネルギーって何? こんな高いカード、場に出てても買わんわ(笑)」「いやいや、このカード内容なんもなくてただイラスト書きたかっただけやん(笑)」と1枚1枚精一杯突っ込みながら読みました。最後までボードゲーマー、いやツッコミ芸人キャラであろうとした私を褒めてくれ、後輩たちよ。これをもらった最後のゲーム会で、私は主催を引退しました。

 

「帰国したときは参加者として参加してくださいね。」ありがとう、その言葉、忘れないから。

 

大切にしていたゲーム会は、人数は減ったものの今もなお続いており、日本のメンバーから送られてくる集合写真を見て、いつもニコニコしてます。 後輩たち、これからもゲーム会の運営、よろしく頼むね。

 

以上、センチメンタルなおまけでしたッ!!!

 

 

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その他のアメリカボードゲームショップ紹介記事はこちら。

01. Barnes&Noble

02. the Uncommons

03. Amy's Hallmark Shop 

04. ToysRus Express

05. The Compleat Strategist

06. Forbidden Planet

07. Dinasaur Hill

 

アメリカボードゲーム取扱店NY編『Dinosaur Hill』

アメリカボードゲームショップ紹介第7弾は「Dinosaur Hill」です。

 

ニューヨーク・ミッドタウンにある個性的なおもちゃ屋「Dinosaur Hill」に行ってきました。ボードゲームを取り扱っているおもちゃ屋と聞き訪れたところ、品揃えが素敵な個性的なお店でした。

外観 

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店の外にまでカラフルな電球が張り巡らされ、にぎやかそうな雰囲気のお店です。

  

店内の様子

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店内に入ると、子供用のおもちゃから、知育のための玩具、パズルやぬいぐるみが所狭しと並べられており、子供はもちろん、大人も来たらわくわくすること間違いなしです。ちょうど私が行った時間に、おじいさんとおばあさんが、孫にあげるプレゼントを選んでいました。微笑ましい光景です。

 

 

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店内を見上げると、たくさんのオーナメントが!上を見上げているだけでワクワクします。

 

お土産探し 

カラフルで楽しげな店内には、センスの良いおもちゃがたくさんありました。筆者が気になったものを紹介して行きたいと思います。

 

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よくわからないけど、ごちゃっとして可愛いフィギア達。透明なおさるが、なぜ縄跳びを持っているのでしょうか・・

 

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これ、ジャグリングボール3つセットです!ジャグリングボールのデザインもカラフルで可愛いのですが、クラシックなパッケージが素敵すぎる・・紙のしっとりした素材感も最高です。

 

 

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こちらはビーズアクセサリーにも使用できそうなカラフルなビーズたち。カラフルなものはアメリカが得意とするところなので、アクセサリーづくりが好きな子供へのお土産にはぴったりかもしれません。

 

 

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とてもレトロでシックなパッケージの、コンパス!1個4ドルなので、価格帯もお土産にぴったりです。

 

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こちらも、アメリカのボードゲーム土産としておすすめな「ドミノ」です。ボードゲーム専門店とは趣向が異なり、店員さんのセレクトセンスが光る、シックなドミノが取り揃えてあります。

 

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やたらリアルなハトのぬいぐるみ。アメリカでも、日本とハトはそんなに変わりません。その隣にあるのが、色味を抑えたデザインの、ツールボックスソーイングセットのような絵が書いてあり、渋いお土産を好む方にオススメ。 

 

ボードゲーム探し

この店舗のように、おもちゃ屋さんにも一定数ボードゲームが置いてあるのが、ボードゲームが趣味の筆者にとっては嬉しいところです。さて、ボードゲームのコーナーへ。

 

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 おばけキャッチ、キャプテンリノ、ドブルなど、ライトなゲーム中心のラインナップです。賞を受賞したものが取り揃えられている、といったラインナップでもなく、デザインがかわいらしいゲームが並んでいるように感じます。

 

 

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その他、モノポリーカタンは結構アメリカでも見かける定番商品があります。名前の知らないゲームが多数ありましたが、日本とは少し品揃えが違うような…

 

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違う日に訪れた時のラインナップ。前回訪問時よりも、HABA製品の取り扱いが多くなっています。

 

 

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お気に入り、Dancing Eggsもありました!(ここでは買ってないけど)

身体のあちこちにたまごを落とさないように挟む、なんともファニーなゲームです。

 

余談ですが、このDancing EggsのデザイナーRoberto Fraga(ロベルト・フラガ)氏に去年フランスのゲーム祭でお会いしました。20年以上ゲームをデザインし続け、35個以上のゲームを生み出した凄腕のデザイナーです。ご本人に会ってみるとひょうひょうとしており、3回に1回はジョークを交えて戯ける、とてもファンキーな方でした。彼のように、日々面白いことを生産できる人間になりたいものです。彼の作品では、ドクター・エウレカ、ふくろのネズミ!などありますが、一番おすすめはやはりこのダンシング・エッグです。

 

 

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「TENZI」というダイスゲームらしきものを発見。アメリカでよく見かけます。金と銀のダイスが美しい。各色ダイスが10個ずつ入っているようです。調べてみると、何度もダイスを振り、全て同じ目になったら「TENZI!」と叫ぶようです。その他も色々ルールがあるみたいです。

https://www.ilovetenzi.com/?page_id=7

 

 

 

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最後に、「バナナグラム」という、たくさんのアルファベットから単語を作る知育ゲームがあります。2500円ぐらいで通常版は買えるのですが、なんとこのお店では巨大な「バナナグラム」を発見!上に乗せてある方が通常サイズです。通常サイズはアマゾンなどで購入できるようです。

 

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パッケージが可愛く小さいトランプのような箱のカードゲームも多数ありました。

 

店舗情報

店名 Dinosaur Hill
住所 306 E 9th Street New York, NY 10003
営業時間

11:00-19:00

定休日 なし
URL

https://www.dinosaurhill.com/

 

最新情報は公式HPを参照してください。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。 こじんまりとしたおもちゃ屋さんですが、セレクトセンスの光る可愛いおもちゃがたくさんあります。定番のお土産に飽きた方は、ぜひセンスの良いおもちゃをお土産にしてみてはいかがでしょうか。

 

その他のアメリカボードゲームショップ紹介記事はこちら。

01. Barnes&Noble

02. the Uncommons

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04. ToysRus Express

05. The Compleat Strategist

06. Forbidden Planet

07. Dinasaur Hill

08. Game Master Games

09. The Brooklyn Strategist

10. Staples 

11. Mcnally Jackson

12. Hex & Company

13. Comic Comics & Games

アメリカボードゲーム取扱店NY編『Forbidden Planet』

アメリカボードゲームショップ紹介第6弾は、ニューヨークのグリニッジビレッジにあるアメコミ系おもちゃ屋、Forbidden Planetです。

外観

入り口にはキャラクターたちが微笑むノボリと、キャプテンアメリカの盾。さっそく中へ入ります。

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店内の様子

このお店はアメコミやフィギアがメインで、日本の漫画のコーナーも充実しています。プレミア付きの商品もショーケースに展示販売されています。そのためか、筋肉たっぷり2m級警備員が入店ドアの横で待ち構えています。さながらキャプテン・ハルクのようでした。(公式ページによると、ハルクの本当の身長は256.45センチもあるようです)

 

私は手ぶらで入ったので荷物検査はされませんでしたが、リュックなどを持って入ろうとするとチェックが入るようです。50cmも身長差があると、さすがに怖いですね…

 

さて、びくびくして入店して奥へ進んで行くと、無事お目当てのボードゲームコーナーを発見しました。ボードゲームがびっしり並んだ壁一面と、漫画コーナーの最上段を使って並べられた棚コーナー。

 

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定番のカタンシリーズから「SMASH UP!」拡張、「CODE NAME」など大箱ものも充実していました。既に手に何かゲームを掴んだ上に次のゲームを選定されているお客さんも複数おり、印象としてはコアなゲーマーの方も買いにくるのではないかな?という印象を受けました。

 

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アメコミの新刊も充実していたのですが、特筆すべきは日本の漫画コーナー。日本の漫画は一冊10ドル以上して高価です。全て英語の横文字にリメイクされているので、相当校正の手間もかかっているのではないでしょうか。完全版だとさらに高く、AKIRAなどは一冊20ドルぐらいします。それでも日本の漫画コーナーは人気で、私が店に居た時間帯には10人ぐらいが日本の漫画コーナーに居ました。

 

店を出ようとした際にも、彼が待ち構えていました。そうです、リアルハルクです。先ほどのハルクのような方がこちらをすごい目で見ています。何も買わずに申し訳ない気持ちでドアを開けて店を後にしました。

 

私には地球は救えませんが、次は何かゲームの1つでも買おう…。警備員の彼の働きにより、客単価はアップ、万引きなどの犯罪率が下がっているのではないかと思います…

店舗情報 

店名 Forbidden Planet
住所 832 Broadway, New York, NY 10003
営業時間

月・火は9-22、水は8-24、木〜土は9-24、日は10-22

定休日 なし
URL

https://www.fpnyc.com/

 

最新情報は公式HPを参照してください。

 

おわりに

Forbidden Planet」はアメコミ関連グッズも充実し、ボードゲームの品揃えも豊富なショップです。アメコミが好きな方は、そちらも一緒に見れるので、充実したプレミアムコーナーなんかも覗いてみてください。1時間ぐらい費やせます。日本の漫画も豊富にあるので、気になる方は是非足を運んでみてください。

 

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09. The Brooklyn Strategist

10. Staples 

11. Mcnally Jackson

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13. Comic Comics & Games