シリーズ化になってきた、遊んだ紙ペンゲームの記録・紹介記事です。私は飽きもせず紙ペンを遊び、まとめるのが好きだなぁ。(今回は特にマイナーなものが多い気がするな…)どれも癖のあるものなので、興味が出たら遊んでみてくださいね。
- 目に視えるものだけが世界のすべて
- Blätterrauschen
- ロールライト富豪
- Rollway Station
- Roar and Write!
- Rajas of the Ganges: The Dice Charmers
- Troyes Dice
- Beach Life
- Abstract
- Can't Stop Express
- さいごに
目に視えるものだけが世界のすべて
ゲムマ2016年に発売され、現在は無料で公開されている国産ゲームです。一人プレイで、自分の場所から見えるものの名前をマス目に書いていき、縦横クロスしていたり、クロスしたマスが斜めに隣接しているとさらに高得点。高得点を競いあう!というよりは、日々の解像度を上げ、ひとりで心静かにゆっくりと過ごす時にぴったりな書き物ゲーム。アメリカ出発前ギリギリに遊んだので、シートを見ると、その時の感情と情景が蘇ります。そんなゲーム。
Blätterrauschen
前回冬シートで遊び面白かったのですが、今回は秋のシートを遊ばせてもらいました。総勢10人で遠隔プレイ!このゲーム、4つの季節シートが入っているのですが、季節が変わると全く別のゲーム!いや全く別とまではいかないけど、結構ルールが違ってて、このボリュームが4種入ってるのはすごい満足感が高い!きのこは3ポイントだが毒キノコがエリア内に含まれているとそれぞれ-2ポイント。前回のシートでは川をまたぐとポイントが加算されたが、今回は逆にまたいではいけない。レアなものはつい集めたくなる。2×2の正方形が出て欲しい友人が「ににんがに!ににんがに!」と言っていて(九九を久しぶりに聞いた、懐かしい!)と思っていたら、覚え方を間違ってることに後で気づいて爆笑。そんな楽しい会でした。
ロールライト富豪
ゲームマーケット2020秋戦利品。実はダイスのところは「ダイ」と読んで「ダイ富豪」と読むのではないかと気づいてしまった…それはさておき!前半は書き込みフェーズ、ダイス3つの目を同色空きマスに書き込み、縦列の合計を手札にする。後半は大富豪フェーズで、さっき作った手札で勝負。全員同じダイス目から数字を書き込むので、だいたい同じ期待値合計を持つはずが、色んな意図で少しずつバラけていく。一番左の数字で先行を取れるかどうかが決まる設計もうまい。うん、うまい!
Rollway Station
18xxゲームにインスパイアを受けたという一人用鉄道ゲーム。ダイス5個を割り振り×15ラウンドで、制限により終盤使えるダイスが限られてくるが、紙ペン慣れしてると割と自由に書けて快適である。点数の評価は「テーブル席」(?)でした。なんだそれは…?とにかく誰か…誰か私に18xxゲーム本家をやらせてくれ…
Roar and Write!
Animal Kingdomsの紙ペン。キックスターター中だそうで公式でTabletop Simulatorにあったよ。6ダイス×3ロールの中から6つの数字を書いて、その数字の役によって点数が決まる。上部エリアは残りの数字を書くエリアだけど、ここが意外と高得点なのでバカにできぬ。運要素も多めだが毎回動物カードや個人目標が変わるのでリプレイ性が高い。アニマルキングダムが遊びたい。
Rajas of the Ganges: The Dice Charmers
通称ガンジスダイス。yucataで遊べます。この得点トラックが結構奇抜で、左側スタートが勝利点、右側スタートがお金。これを得るたびに塗りつぶしていって、出会ったらゲーム終了トリガー。ガンジスもそうらしいが、未プレイだったためこの終了システムに驚いた。コンボの決め方もなかなか見抜けず、勝ちセオリーが全然見当たらない感じが良かった。
Troyes Dice
複雑怪奇で有名なトロワを知ってるかい?その残り香をほんのり残し運要素を強めてダイス版にしたものだよ。BGGで公開してたトロワ2とは全く別物。襲撃ダイスのガチャに恐れながら、色んな所で城を建ててちょこちょこ点数を稼ぐ。影響点とか資源がいつも足りない。トロワのカツカツ具合はご健在!
Beach Life
海の生物達にちょっかいを出しながら共存しビーチを楽しむ紙ペン!ダイス3ロールから2つ選び、エリア選択と使用ダイスへ。残りのダイスは基本は捨てるが、ゲーム中5回まで2個目の数字として同じエリアに使用可能。誰かが3パスでゲーム終了。かたつむりはグルグル進行、カニは一つの数字違いなどで横歩き?を表現。意外とギミックが効いてるね。一人用ヒーロー系「Night Class」もそうだけど、PnPが流行してからルール同梱型シートが増えた気がする!
Abstract
数字で絵を描くパズル紙ペン!達成目標はABCそれぞれダイスで決める。指定位置に数字を12ラウンド×2ダイス分書いていき、個人目標を達成する。色つけるのはオプションで、実は数字だけで遊べるよ。一見シンプルだけど、高得点はガチ勢じゃないと取れない感じがチャレンジングで好きだよ。
Can't Stop Express
なんとあのCan't Stopに紙ペン版があったとは…!5つのダイスから2ペアを作って2つの数字を作るのですが、残りのダイスは負債となり右に蓄積されていきます。3つの数字どれかが埋まってしまうとゲームそのものから脱落、残りのプレイヤーでガンガン進めます。なお、一度進めて1〜4マスしか進めてないレーンのコマ(マスで表現)は、なんと-200点になってしまうというから驚き。全員マイナス点で終わるという超辛いゲーム。紙ペンに慣れていない人も遊べるわかりやすいルールながら、Can't Stop感はあって良いゲームでした。
さいごに
いつも面白い紙ペンゲームを紹介してくれる&一緒に遊んでくれる友人たちに感謝!また、プレイ記つきでルール概要を記事にされているゲムノスケさん、ゴクラクテンさん、参考にしています!ありがとうございます!
良い紙ペンライフを!!
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