Hiroのボードゲームあれこれ

アメリカをはじめとした海外のボードゲーム紹介・ショップ訪問記、ゲーム製作記をつづります。

2020年上半期ボードゲームベスト10紹介

ブログではお久しぶりです!ヒロです。

 

コロナで自宅自粛期間が続き、ブログも活発になるかと思いきや、そもそもエネルギーが全体的に落ちていました。…そうこうしている間になんと今年半分が終わりました!

 

去年は年間ベスト10のみ振り返りを行ったので、今年は前半の時点で振り返って10選を決めました。年末にもう一度振り返って年間ベストを決められると良いなぁ。

 

※この半年はオンラインでもたくさんボードゲームを遊びましたが、今回の記事では、対面で遊んだフィジカルなボードゲームだけに絞って選定しています。オンライン編は別途下書きに描いているのですがうまくまとまっていない…気が向いたら公開します!

 

それでは参ります!

 

1. Le Harve

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念願のルアーブル!建物を建てたり船を購入したりして、自分の持つ資源をうまく増やしていき、たくさん貿易してお金を稼ぐワーカープレースメント要素ありのリソース管理。資源は毎ラウンド共通の場に補充されるので、そのうち1箇所の資源を全部取りできる。が、前の人が取っていってしまうと、そんなに美味しいスポットは残っていない。そんな時は、建物カードに書かれたアクションができる!建物はたくさんあるが、ワーカーは一人ずつ限られた数しかないので、どこに置くかがかなり重要。ワーカープレースメントと言いつつワーカーが少ないのでキツ目である。ただ、おける場所は多いはずなのに、「これを貯めよう、交換しよう」と道筋が定まったあとは意外と選択肢が絞られて見え、盤面で見えている選択肢の多さほどにはあまり選択肢に悩まない。なので、資源を取るか、建物を立てるだけ!18ラウンド経過するにつれやれる事が嘘のように増えていき、交換最適化を考えるのが好きな私にズブりと刺さる。ちょっと古めかしいチップも、遊んでるうちに愛着しか出ない。ピピーッ!著名デザイナーUwe氏の作品だが、彼のゲームの中で暫定1位になった。傑作である。

 

 

 

2. Pharaon

f:id:iroppu:20200326011115p:plainこちら、アートがブチ抜けて良い「ファラオン」です。いやあ、やっと手に入れました。このゲーム、実は去年のドイツ・エッセンシュピールというコンベンションで新作として目にしていたのですが(この時すでに少し話題になっていた)、フランス語版(英語ルールなし)なのと、荷物の関係から「アメリカで流通するまで待とう…」と一度購入を諦めたのです。が結局アメリカではフランス語版発売から5ヶ月経っても流通せず、カードに言語依存もない、ということで、我慢できずフランスから手に入れてしまった逸品なのです。

 

ゲームはリソースマネジメントとワーカープレースを混ぜたようなもので、ただとてもタイトなリソース管理を要求されます。少ないリソースでできるだけ多くのリソースを得られるお買い得なアクションを見つけ、払った分と同程度のリソースを受け取る。受け取ったリソースでまた次に繋げる。そう、これはまさに「3次元になったガンシュンクレバー(紙ペンゲームの名作です)!」ガンシュンとの違いは、運要素ほぼ無しの実力主義社会。…とこのようなツイートをした後(いや、どのへんがガンシュンなんだろう…)と思っていたのですが、なんか「全アクションが並列」という感じなんですよ。ガイドがない。5つリソース貯めないと踏めないアクションが1個あるのですが、それ以外は並列。だから、どの順でどう取って…というのを全部自分で考えないといけない。細やかなアートの美しさから受ける印象に対し、淡々とリソースのことだけを考えるためプレイ感が少しドライな感じではありますが、そこが好きです。ランダム要素はあまりないので、そうゆうのがお好みの方にはきっとハマると思います。 

 

 

3. A Feast for Odin: The Norwegians

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オーディンの祝祭。著名デザイナーウヴェ・ローゼンベルグの作品。このゲームの名前は何度か聞いたことがあったのに、ずっと遊んでいなかった事を後悔したぐらい、良いゲームでした。メインのワーカープレイスフェーズでタイルを買ったりアップグレードして、獲得したタイルを使って個人ボードをパズルのように埋めていく、ワーカープレイスという名のパズルゲーム。ラウンドが進むごとに、食料を与えてあげなければならない人々が増えていくので、食料タイル収集行為にも気を抜けません。お金や資源の1つもパズルの埋め合わせとして使えるので、ツギハギしてぴったりボードを埋める事がはちゃめちゃに楽しい!でも、ぴったりメインボードを埋めるだけじゃ全然勝てなくて、メインをうまくやりくりした上で、余剰タイルでサブボードを埋めていき、そこで点数を稼がないといけない。考える事が多すぎて確実にパニックになりますが、そのマゾスティックパニックを乗り越えた先に極上の快感を感じることができる素晴らしいゲーム。きっと年間トップ10に入る気もしている。

 

4. Brass: Lancashire

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リソースうまく使って建物建てて鉄道引いて貿易していくゲームです。…それだけ書くとベーシックなゲームっぽいんだけど、独特のプレイ感が形容し難い楽しさを生んでいる!!と勢いよくツイートしましたが、今でも「どこがどう面白いのか」言語化して説明できません。渋い盤面もクールで「ワレスはこうでなくっちゃ!」と、ワレスのゲームはそんなに遊んだことがないくせに一丁前に思います!もう1つのブラスも気になって眠れません、2点差で負けたので再戦したい!

 

 

5. Five Tribes

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ミープルを道中にぽとぽと落として最後の色のアクションを打つ、パズルライクなゲーム。タイルが全体的に分厚いのも良いし、コマがボリュウミィ。やる事はミープルを落としていくだけなのに、どうしてこんなに考えないといけないのか?頭を使っている自分の感じが心地よい。ああそうだ、こうゆうのが元祖ボードゲームなんだ!という顔をして微笑んでくれる。重量級ゲームということもなく、比較的ボードゲームに慣れていない人と遊んでも楽しめる、人を選ばないという意味でも素晴らしいゲーム。買ってよかった!

 

6. Glory to Rome

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このツッルツルで奇妙な色のカード、役割とリソースと建物を兼ねているんです。天才ゲームの元祖です。ほぼ一種のカード表記ルールでここまで面白くできんのほんとうすごいと思います。ゲームの加速度合いも3人でちょうど良過ぎます。二次曲線的に終わるゲームは私は好きです。不満があると言えばこの「色」で、やけに派手で目がチッカチカします。が、ゲームシステムはやはり素晴らしく、今月の「デザイナーさん、君天才か?賞」大賞のゲームです。



7. Twilight Struggle

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アメリカ人にめちゃめちゃ人気の米国対ソビエト連邦の冷戦ゲーム!インスト込み6時間、二人専用ゲームと聞いていたため、これまで通常のゲーム会では遊ぶ機会の全くなかったゲームをやっと遊べました。そんな思い出補正もありますが、それ抜きにしても単純に面白かったので感想を聞いて欲しい。

 

核戦争が起きないようクーデターや小戦争を起こしてだんだんと巨大区域を統制していくゲームで、限られた手札を使って各国の情勢をコントロールしていく。あまりウォーゲームの事を知らないままこのゲームを遊んだのですが、良い意味で期待を裏切られました。驚いた点は大きく2点。2陣営なのにデッキが別れていなくて、どちらのプレイヤーも同じ山札を使うため、両陣営カードを引く可能性がある。これが驚いた要素のうちの1つめ。もう一つは、ゲームを通じてずっと手札から出すカードに書かれた作戦を決行していくのだが、戦争フレーバーに心から100%乗っからなくても楽しいのである!正直こういったゲームは「フレーバーを楽しめてこそ楽しめる」のかと思っていたがどうやらそうではないらしい。だてにBGG1位を取っていたゲームは違う!マップ上の各国のマスに書かれた数字と色が、どちらがそのエリアを支配しているとか、可視化している。なので、カードを使って各国の数値を細かく調整していく部分はその数字を見ていれば分かりやすく、ドライにも進めていける。そこが私にとって一番面白いポイントだった。戦争テーマがそんなに好きでない私が楽しめたのだから、ウォーテーマが好きな人はきっと好きだろう。プレイ時間が6時間と言うゲームは過去最長プレイ時間で、どっと疲れたが、同時に充実感も感じた超大作でした!

 

8. Underwater Cities

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届いた直後に遊ぶヤッホームーブです!テーマが「海底都市を作る」というイカした感じで、コンポーネントの未来感とうまくマッチしています。ワーカーは3色のうちいずれかのエリアに配置するワーカープレイスです。カードも3色あるのですが、プレイに1枚消費します。カードとワーカーを置く場所が同じ色なら、ボーナスとしてカード効果が使えます。特殊なルール、なんとこれだけ。あとはカード効果なども慣れると結構わかりやすい。実は、このゲームを友人に勧められた時に「アンダワ、ルールなんかあってないようなもんだよ」と言われ「(いや2時間級ゲームなのにそんなわけねーだろ!)」と思っていましたが、ルールなんかあってないようなもんでした。びっくりです。水中で目をつぶっているかのように手探りで作り出した都市は、限られた時間で必要な資源を生み出せるか?「次はもっとうまく海底都市を作れる!」「私はどうしたら一番点が伸びたのか?」とゲーム後に考えてしまう、何度も遊びたくなる中毒性の高い作品です。 

 

 

9. Lords of Waterdeep

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盤面にD&Dと記載のあるワーカープレイスメント!ワーカー置き場の熾烈な取り合い。建物タイルを購入すると、ワーカーの置ける場所がどんどん増える。でも、人のタイルの上に置くとそのプレイヤーに利益が発生してしまうので、なるべく置きたくないという気持ちがあるので、選択肢が増えたようで増えてない感じが良い!手札はクエスト形式で、必要な資源を集めるとクエストを達成する。色んなカード効果があるけれど、そんなに複雑ではないので慣れると苦ではない!一度共用の建物を建てると人からもリワードが貰えるのが後に結構効いてくる。2月で1位なのだが「コレ!」という場所がとても説明しにくい。だけど、おそらくカードとか、秘匿情報とか、ワーカーを置く選択肢とか、そういったことすべてのバランスが好みなんだろうと思う。めっちゃ好きで、その理由を無理やり探しけど見つからないの、なんだか「本当に好き」って証拠だなって感じで嬉しいです。(どんなテンション!?)

 

10. Yokohama

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日本のOkazuBrandさんの作品。キックスターター豪華版は満足度の高いコンポーネントがたくさん。ランダムセットアップされたマップ上で、移動してうまく資源を集めて貿易して貿易カードの要求を満たすワーカープレースメント!初期配置とボーナスチップの配置がランダムなので、戦略が毎回変わる。たくさんワーカーを置くと強いアクションを実行できるけど、一気には2個しか置けないのでコツコツ長期的に1個ずつ配置することになる。でも色んな場所でそれをやってるとワーカーが散らばって全然足りなくなるのでほどよく集中させなければいけないのが悩ましい。このゲームは確実に3人がベスト。Yokohamaを遊んでる時に強く思った事、それは、私は相当ワーカープレースメントが好きなんだなぁという事です。そう思えたのはきっと、このゲーム、ジレンマがすごくうまく設計されてるからだと思うんですよね。このゲームに出会えてよかった。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。どのゲームも個性のあるゲームで、思い出すだけでもう一回対戦したくなるものばかりです。もし知らないゲームがあれば、是非見つけて遊んでみてください。

 

久しぶりにブログを書いたら、文章力ってなまるんだなと感じました。これからも無理せず、時々思い出したように記事をまとめてみます。

 

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ドイツ(ケルン)ボードゲーム紀行

2019年秋、ドイツの観光都市ケルンに行ってきました。

 

2019年10月末に決行したドイツ旅のメインは「Essen Spiel'19」に参加することでしたが、それにあわせ港町ハンブルグ、世界最大のボードゲームコンベンションが開催される小都市「エッセン」、エッセンからのアクセス良好な観光地「ケルン」の合計3都市に行ってきたので、そこで巡ったボードゲームショップを紹介しようと思います。

 

今回は、ドイツ編最後の第3弾、ケルンです。

去年行ったヨーロッパの分、やっとまとめられた!

 

ハンブルグ・エッセン編はこちら

 

では、参ります!

 

ドイツ・ケルンの位置 

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ケルンはドイツの西側に位置し、世界最大のコンベンション「Essen Spiel」が開催される小都市エッセンから電車で1時間で行ける観光地です。
  

Essen Spiel'19で遊んだボードゲームレポはこちら。

それでは、ドイツ・ケルンで巡った3店舗を紹介します。

 

Galeria Kaufhof Köln

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ドイツに展開するデパートのケルン店おもちゃ売り場に向かいます。エッセン駅前にあったデパートの雰囲気に少し似ています。ケルン中央駅からは少し歩くので電車がオススメです。

 

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エッセンのデパートに続き、ここでもドイツ年間ボードゲーム大賞の受賞作がフィーチャーされている!その中でもジャストワンは本当によく見ました。

 

 

 

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見た事のない小箱がたくさんあります!あまり見かけない縦長の小箱が多く驚きました。自分がこのサイズで持っているのはブルゴーニュダイスゲームぐらいだろうか。

 

 

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さすがドイツのデパート、ドイツ語のパッケージとドイツ語がたくさん目に飛び込んできます。英語に慣れてからこれを見ると、なんというか「ボードゲーム大国はここドイツだ!!」という感じがします。専門店ではないデパートでは、特にドイツ語パッケージが多い印象です。

 

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アルハンブラのビッグボックス、大箱で見たことのないものまで並んでいます。デパートでこれとは‥次に向かう専門店はもっとすごいんだろうなと心躍らせます。

 

Hive World

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続いて、ケルンのボードゲーム専門店「Hive World」です!エントランスはこんな感じ。路面電車の駅のすぐ近くです。

 

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この店舗は縦長の敷地なのですが、入り口近くからすでに大箱がたっぷり並んでいます。なお、この日は、店の真ん中でポケモンカードの大会が開催されていたため、周りを取り囲んでいる観客の間をぬってボードゲームを物色します。

 

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この店舗で私が驚いたポイントは、アメリカであまり見ない、豊富な小箱の品揃え!専用什器に小箱がキレイに並んでおり、とても見やすい。そういえば、ニムトなんかもアメリカではあまり見ないんですよ(私も、最近ドイツアマゾンから購入したばかりです)。新鮮な気持ちで棚をしばらく眺めていました。

 

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所狭しと並ぶ、棚の上から下まで全部ボードゲーム。あんまりドイツゲームに詳しくない私でさえ気になるものがあり過ぎて困ったのに、マニアの方々が来たら多分どうにかなってしまうであろう、魅力的なお店です。

 

Brave New World

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最後は、こちらもボードゲーム専門店です!ドイツでは外観はシンプルな白いお店が多い印象です。ショーウィンドウにある赤い棚にもなぜか値札が付けられています。

 

 

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地下への階段を降りると、圧倒的な量のボードゲームがアルファベット順にギッシリ!!黄色でぴょこんと出ている札のようなものが、アルファベットの札です!床にまでボードゲームが置かれています(笑)

 

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隙間があれば縦でも横でもいいから一個でも多く詰め込め!という意気込みが感じられます。ここも見たことのないゲームが大量にあり、品揃えが違ってて、ずっと見ていられる…!!

 

だらだら商品整理をしながら雑談している女性店員二人のダウナーな雰囲気も最高です。階段の踊り場のソファーに座っているダースベイダーの二頭身人形なんかもゆるさを醸し出していて最高です。左に写っているピンクのバケツは片付け中の荷物のようです(笑)どこまでゆるいんや。

 

 


なお、この日には閉店時間となってしまい残念ながら訪れられなかった「SpielBrett」という店舗があるのですが、中古の品揃えが絶句するレベルで、ボードゲームマニアなら必ず満足できる品揃えだと聞いています。次は必ず行きたい…!

 

その他観光地など

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ケルンはエッセン開催に合わせ日帰りでさくっと訪問したためボードゲームショップ巡り中心になりましたが、ケルン大聖堂はケルン中央駅目の前のため必ず訪れるべき場所だと思います!壮大で、縦長の写真でも全く入らず、、日曜日はお休みなので注意。

 

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ここはケルン内というよりドイツで訪れた飲食店の中で1、2位を争う美味しさでした。ビーガン料理で、プレートの大きさに応じて料金が決まります。写真の量で10ユーロぐらいだったような気がします。味がしっかり生きていて、物足りないという事は全くありません。本当に美味しい!野菜もたまにはしっかり食べたいという方にも良いのではないでしょうか!「Sattgrün Köln」というお店です。デュッセルドルフにも姉妹店があるので、気になる方はぜひ!

 

まとめ

ケルンのゲームショップと、旅の思い出を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ケルンは、コンベンション「エッセンシュピール」のエッセン滞在に合わせて日帰りで訪れやすい場所だと思うので、エッセンに訪れる予定のある方は、旅程の前後で是非見てみてください。エッセン開催中の日程で訪れる場合は、日曜がほとんどのお店が休みになってしまうので、日曜以外のどこか1日をケルン観光に当てることをおすすめします。

 

ドイツのハンブルグ・エッセン編はこちら。

 

 

この旅でドイツ入りする前に巡った、スウェーデンノルウェーボードゲーム紀行はこちらです。

 

 

その他のボードゲーム紀行はこちらからどうぞ

 
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ボードゲーム会漫画まとめ(自宅編)

はじめに

自宅待機開始から3週間。皆様、いかがお過ごしですか?私はというと、静かに読書をして過ごしています。SNSは見すぎると疲れるので、適度な距離を取って過ごしています。また、音楽を作ってみたり、オンラインで英語の校正をしてもらったり、今しかできないであろう新しい事を、少しずつ始めています。

 

 

さて、時は2週前、初めて主催ケニーの自宅会が開催されました。その際に、めくるめく展開に心が追いつかず、リアルタイムで描いていた漫画をまとめて公開します。結果的に自宅ゲーム会はあの一度だけで、その後ニューヨークはますます厳しい状態になり、自宅会も開催されていない状況です。次に開催される時を心待ちにして、今は別の事を思いっきり(というのも難しいですが)楽しめたらなと思っています。

 

この漫画を描いている途中に不注意で右手を負傷しました。右手が器用に使えないと、できる事がかなり限られます(校正はできるが1から文章を手で書くのは厳しかったし、漫画も正確に描けなかった)その結果「できない事を切り捨てる」という選択肢が生まれ、視点を変え「できる事を楽しむ」方向に意識が切り替われたように思います。

 

自宅待機中は、大きな変化を環境に求めることができません。そんな時でも、意識的に「ちょっと違う事」「自分の興味が少しでも引かれたもの」にアンテナを貼り、自分をうまく甘やかしたり驚かせたりしながら、退屈せず楽しんで過ごしていきたいものです。

 

少し話がそれました。今回の漫画はいつものゲーム会でなく完全にプライベートの話ですが、普段見せないケニーの様子を楽しんで頂けたら嬉しいです。

 

 

自宅会勧誘事件

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はやる心

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メッセージ

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駆け引きは続く

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自宅会当日〜プロローグ〜

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究極のミニマリスト

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マイドッグ

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棚と周辺機器

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クラッチ・ダ・ポスター

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帰り際の会話

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自宅編・完

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おわりに

 はやく世界に平穏が戻りますように。

 

 

 

現在、日本の以下店舗・サイトさまにて、漫画同人誌1冊目「GEEK MASHUP!」の委託販売を行っております(敬省略)★は通販です。

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東京→コロコロ堂★(漫画のみ)
大阪→lab!DDTデザート*スプーンキンケッドテイル
富山→Engames★

全国→BEEP★イエローサブマリン★

ボドゲーマ★

https://bodoge.hoobby.net/market/items/2869https://bodoge.hoobby.net/market/items/2870https://bodoge.hoobby.net/market/items/2871

現在各vol.1の増刷の予定はなく、アメリカの手元にも数冊しか残さず日本で委託をお願いしています。気になる方は、上記店舗や、★マークのある通販にてお買い求め頂けると嬉しいです。WEBで公開していない描き下ろし漫画も掲載しています!

 

過去のお話はこちら 

  

 

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2020年3月に遊んだボードゲームベスト5

はじめに

今月は、コロナの影響による自宅待機が始まり、また定期ゲーム会がなくなったなどの要因で、自宅で遊ぶ機会が多くなりました。

 

また、10個もボードゲーム(しかもほとんどが大箱で重め)を買った月になりました。買ったあと届くまでのワクワク感や、届いてすぐにトークン類をパンチアウトしてプレイ準備する時間は、なんかやっぱりアナログなものっていいなぁと思える良い時間でした。

 

3月は比較的自分の好きなタイプのゲームをたくさん遊べたため、ベスト5は非常に悩ましかったですが、ひとまず以下5つに決定!ということで、5つのボードゲームを紹介したいと思います。

 

1.Clans of Caledonia

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過去に遊んだ事をすっかり忘れて「よし!クランズオブカレドニア面白そう!買おう!」と気づかず買ってしまった失態も、この面白さを前にして全て消え失せました。本当に面白い!個人ボードから色んなものをちまちま建てる。このコマの異常な小ささも特徴的です(手が大きいヒトはきっと苦労するはず)そして、このゲーム、驚くほどお金が足りなくなるよう設計されているのです。お金を使えるだけ使って、パスしてラウンドを終える。1金のあるなしでギリギリ買えるリソースが変わる事もあるので、無駄使いは一切許されません。さらに、一度放出した家畜をもう一回買い戻し隊列を切り離す「なんでこんなトリッキーな事許可した?」ていう独特のルールがあるところが、私を掴んで離さないこのゲームの魅力だと思っています。どうゆうことかと言うと、「既存のコマに隣接させて配置しなきゃいけない、マップ上で全部の自コマが連なった状態でゲームが終わる」ワーカープレイスはよくあると思うのです。が、このゲームで家畜コマを置いた場合、そのコマをのちのち肉にして売り飛ばしてしまうことができるのです。ゲームボード上の牛がドナドナされて居なくなります!その結果、もう一度そのエリアに別の建物が建てられたり、一つの塊が何個あるかのボーナス点が変わったりするんです。長くなってしまいましたが…とにかく面白いということです!!!!

 

 

2.Underwater Cities

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届いた直後に遊ぶヤッホームーブです!テーマが「海底都市を作る」というイカした感じで、コンポーネントの未来感とうまくマッチしています。ワーカーは3色のうちいずれかのエリアに配置するワーカープレイスです。カードも3色あるのですが、プレイに1枚消費します。カードとワーカーを置く場所が同じ色なら、ボーナスとしてカード効果が使えます。特殊なルール、なんとこれだけ。あとはカード効果なども慣れると結構わかりやすい。実は、このゲームを友人に勧められた時に「アンダワ、ルールなんかあってないようなもんだよ」と言われ「(いや2時間級ゲームなのにそんなわけねーだろ!)」と思っていましたが、ルールなんかあってないようなもんでした。びっくりです。水中で目をつぶっているかのように手探りで作り出した都市は、限られた時間で必要な資源を生み出せるか?「次はもっとうまく海底都市を作れる!」「私はどうしたら一番点が伸びたのか?」とゲーム後に考えてしまう、何度も遊びたくなる中毒性の高い作品です。 

 

 

3.Brass: Lancashire

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リソースうまく使って建物建てて鉄道引いて貿易していくゲームです。…それだけ書くとベーシックなゲームっぽいんだけど、独特のプレイ感が形容し難い楽しさを生んでいる!!と勢いよくツイートしましたが、今でも「どこがどう面白いのか」言語化して説明できません。渋い盤面もクールで「ワレスはこうでなくっちゃ!」と、ワレスのゲームはそんなに遊んだことがないくせに一丁前に思います!もう1つのブラスも気になって眠れません、2点差で負けたので再戦したい!

 

 

 

4.Power Grid

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「プレイ時間が長いから」という理由でオープン会では敬遠されがちな名作、電力会社を自宅会で初プレイです!厳密には接続ルートは目に見えていませんが、ルートビルディングの頂点のゲームです。とてもシンプルな正方形のカードには数字と効果が書かれており、このカードを3枚まで持てます。ここに書かれたリソースを持っていれば、その数分の家に電気を配給し発電させることができます。リソースを少しだけ買うにもタイトなお金の計算が必要で、ポップなカードと少しのリソース、古めかしいドイツのマップというシンプルなゲームと見せかけて「頭使って必死で考えないと絶対勝てない感」に惚れました。私は競りが苦手なので(そこが面白いという人もいるのは承知で)、カードを競る場所がなければ、満点優勝なゲームだった気がします!あと、この電力会社が大好きな人にインストを受けているので、楽しそうなインストって良いなと感じました。なお、かかった時間は5人でインスト込み3時間でした。

 

 

5.Pharaon

f:id:iroppu:20200326011115p:plainこちら、アートがブチ抜けて良い「ファラオン」です。いやあ、やっと手に入れました。このゲーム、実は去年のドイツ・エッセンシュピールというコンベンションで新作として目にしていたのですが(この時すでに少し話題になっていた)、フランス語版(英語ルールなし)なのと、荷物の関係から「アメリカで流通するまで待とう…」と一度購入を諦めたのです。が結局アメリカではフランス語版発売から5ヶ月経っても流通せず、カードに言語依存もない、ということで、我慢できずフランスから手に入れてしまった逸品なのです。(日本ではEngamesさんから日本語版が発売予定とちょうど今日発表がありました。)

 

ゲームはリソースマネジメントとワーカープレースを混ぜたようなもので、ただとてもタイトなリソース管理を要求されます。少ないリソースでできるだけ多くのリソースを得られるお買い得なアクションを見つけ、払った分と同程度のリソースを受け取る。受け取ったリソースでまた次に繋げる。そう、これはまさに「3次元になったガンシュンクレバー(紙ペンゲームの名作です)!」ガンシュンとの違いは、運要素ほぼ無しの実力主義社会。…とこのようなツイートをした後(いや、どのへんがガンシュンなんだろう…)と思っていたのですが、なんか「全アクションが並列」という感じなんですよ。ガイドがない。5つリソース貯めないと踏めないアクションが1個あるのですが、それ以外は並列。だから、どの順でどう取って…というのを全部自分で考えないといけない。細やかなアートの美しさから受ける印象に対し、淡々とリソースのことだけを考えるためプレイ感が少しドライな感じではありますが、そこが好きです。ランダム要素はあまりないので、そうゆうのがお好みの方にはきっとハマると思います。 

 

おわりに

今月は比較的名作と呼ばれたゲームを多く遊べ、リソースマネジメントが多くランクインしました。ワーカープレースメンが多かった先月のベスト5の感想はこちら。

まだ購入後遊べていない作品もあるので、4月もどんどん遊んで行きたいと思います!

 

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ゲームマーケット2020春が中止になり、新作を委託販売する予定です。詳細が決まり次第こちらのTwitterでお知らせ予定です。

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ボードゲーム会漫画まとめ(タイニータウンガイ他)

はじめに

アメリ東海岸ニューヨークでは現在ロックダウンが起き、世界が未曾有の事態となっております。東京でも今週末の自粛が発表されたという事で、週末以降ご自宅に居る方が増えると思います。私も現在アメリカの不要不急以外の外出禁止令を受け、自宅待機2週間目です。主人もリモートワーク8日目、我々もそうですし、街全体にジリジリと目に見えないストレスが蓄積しているように思います。

 

ボードゲーム業界も、ゲームマーケット2020春が中止になり、多数の関係者がイベント中止・他国の製造業フローの停止によるダメージを大きく受けているように思います。我々サークルでも、新作として出す予定であった製造済みのボードゲーム「きゃらおこし」の初回売り場をなくしたため、今後の展開を考えているところです(決定次第Twitterで告知します)

 

その後、ボードゲーム関係者から、救済措置というか「業界の低迷は絶対に避けよう」というムーブメントが次々に起こるのを見て、私もできる範囲で何かしよう…そうだ漫画を連載しよう、と考えて地道に毎日投稿していた矢先、不注意で手を怪我して漫画が描けなくなりました。文字などは書けるのですが、描き込むタイプのイラストが描けません。

 

そこで、私個人が今できる範囲で、ほんの10分でも無料で自宅で楽しんでもらえる何かを提供できれば、という思いから、これまでTwitterに投稿していた直近の漫画をブログでまとめて公開することにしました。

 

以前は漫画をブログで公開していましたが、現在同人誌Vol.2を計画中で、その冊子に収録する漫画はブログで公開しない方針に変更していました。しかし、イベント開催の見通しもたたない中、そもそもの刊行計画がポシャる可能性もあります。この漫画公開で冊子売り上げが減る気もします。でも今はそんなことより、少しでも楽しみを提供しようという気持ちが先立ちました。もし、この漫画で楽しんで頂けるようでしたら、本記事最後にある漫画同人誌Vol.1の通販や、今後ゲムマ2020秋(あれば)目処で出版予定のVol.2を購入して応援頂けると筆者は嬉しいです。Twitter、ブログ、冊子、それぞれで漫画の見え方が微妙に違うので、その違いも楽しんでもらえればと思います。

 

2週間近く自宅待機になり、外出できなくなると見えないストレスがたまっていきます。どうか自宅でも少しだけ筋トレのような運動をしたり、普段できない事に手をつけてみたりと、自分をうまくコントロールして、世界規模の未曾有の事態に過敏になりすぎず、賢く過ごしていきましょう!ボードゲームもしましょう!!

 

はやく世界に平穏が戻りますように。

 

 

 

用意周到なプレゼント

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車内のトランプ

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ようこそワカプレの世界へ

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ゲストの満足

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続・ゲストの満足

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等価交換

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ボディタッチと人肌

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レモンクッキー

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ありのままの俺

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バッグの話・終

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心の余裕

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タイニータウン大好きガイ

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本性を暴くゲーム

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続・タイニータウン大好きガイ

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色んなダイス

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旅行中止の影響

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タイニータウン大好きガイ・終

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現在、日本の以下店舗・サイトさまにて、漫画同人誌1冊目「GEEK MASHUP!」の委託販売を行っております(敬省略)★は通販です。

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東京→コロコロ堂★(漫画のみ)
大阪→lab!DDTデザート*スプーンキンケッドテイル
富山→Engames★

全国→BEEP★イエローサブマリン★

ボドゲーマ★

https://bodoge.hoobby.net/market/items/2869https://bodoge.hoobby.net/market/items/2870https://bodoge.hoobby.net/market/items/2871

現在各vol.1の増刷の予定はなく、アメリカの手元にも数冊しか残さず日本で委託をお願いしています。気になる方は、上記店舗や、★マークのある通販にてお買い求め頂けると嬉しいです。WEBで公開していない描き下ろし漫画も掲載しています!

 

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2020年2月に遊んだボードゲームベスト5

2020年2月に遊んだボードゲームは43個でした(複数回遊んだゲーム含む)!

 

先月もベスト5の記事を書いたのですが、1ヶ月って思い出を振り返るいいスパンだなと思えたので、2月も続けてみます。 1年後だと結構忘れちゃってるので。

 

1.Lords of Waterdeep

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盤面にD&Dと記載のあるワーカープレイスメント!ワーカー置き場の熾烈な取り合い。建物タイルを購入すると、ワーカーの置ける場所がどんどん増える。でも、人のタイルの上に置くとそのプレイヤーに利益が発生してしまうので、なるべく置きたくないという気持ちがあるので、選択肢が増えたようで増えてない感じが良い!手札はクエスト形式で、必要な資源を集めるとクエストを達成する。色んなカード効果があるけれど、そんなに複雑ではないので慣れると苦ではない!一度共用の建物を建てると人からもリワードが貰えるのが後に結構効いてくる。2月で1位なのだが「コレ!」という場所がとても説明しにくい。だけど、おそらくカードとか、秘匿情報とか、ワーカーを置く選択肢とか、そういったことすべてのバランスが好みなんだろうと思う。めっちゃ好きで、その理由を無理やり探しけど見つからないの、なんだか「本当に好き」って証拠だなって感じで嬉しいです。(どんなテンション!?)

2.Stone Age

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これぞワーカープレイスメント!というシンプルさが高感度大の石器時代ゲーム。さっきも似たような事言ったな?きっと私ワカプレが結構好きなんですよね。ワーカーへの食料も、食料トラックを上げているとそんなに苦しくない。足りなくても安い資源で代用できるところが良い!ワーカープレイスメントによくある「食料問題」、それがタイトすぎると、そちらに意識が行きどうもメインのコンボ決めの楽しさに集中できない気があるが、このゲームはタイトすぎず(でも無いわけではないので)それがちょうど良い。カードをガンガン買ってゲーム終了時の得点を増やすのも、ゲーム終了時まで誰が勝っているかわからず、このスタイルも私好みでした。

 

3.The Manhattan Project: Energy Empire

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初期は人が3人しかいないワカプレ!ラウンドとワーカー消化が個別に進んで独特、これがエバーデルの先駆けか?(そんなことはないだろう)平和に済ませようとするとエネルギー不足で計画が進まず、汚染を顧みず強いダイス使うと後にしっぺ返しがくるよくできたルール…!マンハッタンプロジェクトは他のシリーズもあるようなので、他のも是非遊んでみたいですね。

4.Coal Baron

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ルール説明を聞いてる間にだんだん「地下労働施設で資源を運ぶ…?ペリカに変える…?カイジの世界観では…?」となります。いやすみません半分冗談です。ペリカもないです。ワーカーは一見たっぷりありそうなんですが、他のワーカーが居ると複数個支払わないといけないので、圧倒的不足…!ボード中央にあるのは「帝愛による勝利点評価軸」で、後半にいくにつれ評価がドンドン追加されて最後までずっと苦しい。奴隷は上の指示で永遠に働き続けなければならないのだ。しかし!その辛さが癖になり辞められない…カイジアメリカでは誰も知らず、カイジネタが全然通じないのでココで憂さ晴らし…ッ!!

5. Glory to Rome

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このツッルツルで奇妙な色のカード、役割とリソースと建物を兼ねているんです。天才ゲームの元祖です。ほぼ一種のカード表記ルールでここまで面白くできんのほんとうすごいと思います。ゲームの加速度合いも3人でちょうど良過ぎます。二次曲線的に終わるゲームは私は好きです。不満があると言えばこの「色」で、やけに派手で目がチッカチカします。が、ゲームシステムはやはり素晴らしく、今月の「デザイナーさん、君天才か?賞」大賞のゲームです。

 

おわりに

 今月遊んだゲームの中からベスト5を選んでみましたが、いかがでしたでしょうか。5位のグローリー以外全部ワカプレじゃねえか!!!すみません、ワーカープレイスが好きなんです。楽しいゲームをたくさん遊べて嬉しいです。

 

もし興味があるものが見つかれば、ぜひ遊んでみてください。

 

先月のベスト5はこちらから 

翌月のベスト5はこちら

 

 

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最近遊んだトランプ10ゲームの記事はこちらから。

ドイツ(エッセン)ボードゲーム紀行

2019年10月末に決行したドイツ旅のメインは「Essen Spiel'19」に参加することでしたが、それにあわせ港町ハンブルグ、世界最大のボードゲームコンベンションが開催される小都市「エッセン」、エッセンからのアクセス良好な観光地「ケルン」の合計3都市に行ってきたので、そこで巡ったボードゲームショップを紹介しようと思います。

 

続いて第2弾、エッセン編です。第1弾のハンブルグ編はこちら

 

 

ドイツ・エッセンの位置 

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エッセンはドイツの西側に位置し、オランダやケルンがすぐそばにあります。今回は港町ハンブルグから電車で3時間かけて移動、デュッセルドルフ空港からアメリカに帰国しました。
  

Essen Spiel'19で遊んだボードゲームレポはこちら。

 

それでは、ドイツ・エッセンで巡った2店舗を紹介します。店舗が少ないので、後半のエッセンの思い出を多めに書いてみました。

 

Mayersche Buchhandlung

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まずは、エッセン中央駅から歩ける距離の大型書店「Mayersche Buchhandlung」の紹介です。雑貨や漫画も扱っていて、カフェも内包している大きめの店舗です。入り口入ってすぐ裏がこのようにボードゲームゾーンになっていて、書店ではなくボードゲームショップか?と思わされるほどでした。

 

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エスカレーターで2階へ上がり奥に進むと、ここでもSdJのWingspanやJust One推しです。SdJが決まった瞬間このようなラインナップになるのでしょうか!?

 

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こちらもEXITが山のように積んであります。

 

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この店舗で、初めてボードゲーム雑誌Spielboxを発見しました!今月の表紙はORBISのようです。この雑誌はドイツ以外ではお目にかかることがなく噂でしか聞いた事がなかったので、実際目にした瞬間「私、本当にドイツに来たんだなぁ…」と感慨深かったです。

 

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おまけ:本がパタパタと飛んで居るシックなインテリアゾーン。エスカレーター裏の階段にあるので要チェックです。

 

Galeria Kaufhof Essen

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2店舗目は、エッセン中央駅前の百貨店内にあるおもちゃ屋です!おもちゃ屋といえど、やはりここはドイツ、ボードゲームがたくさんありました。スタンダードな商品、Rvensburger社商品がたくさんです。

 

f:id:iroppu:20200227041752p:plainこのお店は売れ筋商品を1つの場所に集約しているのですが、ランキング1位はモノポリー!駅前だからよりお土産狙いの人が多いのか、ドイツ版モノポリーが売上1位となっていました。…といってもアメリカほどモノポリーのバリエーションはなかった気がします。。

 

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ラビリンスの小箱がこんなにも並んで居るのは初めて見たので、新鮮な驚きを覚えました。このサイズをドイツでよく見かけるけど、これがスタンダードなのかな?アメリカでは見かけない商品の一つです。

 

その他エッセンの思い出

エッセンでは、朝から夕方までずっとコンベンションに参加し続けていたのであまり日中は散策できませんでしたが、その中でも印象的な思い出を記しておこうと思います。

 

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ご飯の面では、他国に比べそんなに苦労をしませんでした。ホテルの朝ごはんは質素だけれど、油っぽいものが多いアメリカよりもスッキリしていて美味しいし、レストランも、ソーセージとビールがそこそこ好きなのも幸いして、割と楽しめました。

 

ご飯の面では、お手伝いしているメーカーさん達と行ったレストランが一番美味しかったのですが…人気で混雑していて、例年使用しているようでご迷惑をかけてはいけないので、ここではマル秘にしておきます(笑)

 

その食事会で初めてSaashiさんご夫妻にお会いしたのですが、Saashiさんが私の父親の教え子かもしれない説は、この旅で1、2位を争う衝撃でした。いやぁ、どこで誰と繋がっているかわからないもんだ… ちなみに私の父親は、一人暮らしで別居している私に内緒で「娘の大学で、特任教授として夏期講習をやる」という巨大サプライズをしてくるような超超超変わった人です。自分の五感全部を疑ったのは、父を教育学部棟で発見したあの時ぐらいです。そんな事人生で経験する人います???

 

おっと脱線しました。頭をドイツに戻します。

 

 

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こちらはビアバー「Felis」のハンバーガー。参加者全員のホテルの間ぐらいの場所にある、隠れ家的な場所です。ドイツ料理とは言いませんが、程よくお腹いっぱいになるメニューと、ドイツビールを楽しめる、雰囲気のあるお店でした。この日はこのお店で「ボードゲームナイト」を開催しており、まさかの入店後に「貸切だからテーブルはやっぱり貸せない」と言われ、退去の危機。このエリアは夜遅くにはそんなに空いてるお店がなかったのでヒヤッとしましたが、なんとかここのバーエリアで食事もさせてもらえることになり、危機を逃れました。日本のボードゲーマーたちと合流し、ゲームもしたりして楽しい夜を過ごしました。一見ノリの悪そうなバーのねえちゃんが急に「矢印が止まった場所の人がウォッカを飲む。そうよね?」と言って友人が勝手に飲まされていて爆笑しました。なんでやねん。

 

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こちらは、ブロガーのふうかさんに招待してもらった食事会での一コマ。メンバーも食事も素晴らしかったのですが、何よりこのアパートの広さに驚き。コンベンション会場にも1本で行けるし、複数人で1週間近く滞在するなら広めのアパートもありだなと思いました。

 

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これは「LIME」という乗り物で、立ったまま乗る電子キックボードです!エッセンの街中はこの乗り物がそこかしこにあり、アプリでレンタル予約をして誰でも使う事ができます。キックボードと言ってもキックする必要がなく、自分の足でスイッチを踏み込み速度をコントロールします。ClaGlaの皆さんと食事会場からご一緒に乗らせてもらったのですが、みんなスタイリッシュに乗りこなしてた…電車やバスは深夜に終電がなくなってしまいUberもないので、少しアクセスの悪い場所に行くにはコレを利用すると良いと思います!

 

余談:コンベンション会場の近くに、男女共用のサウナがあるらしいのですが、ただでさえ初めてお会いする日本人も居るのに「初対面・久しぶりにお会いするタイミングで、全裸でこんにちは」をやる勇気は私にはなかったのでやめました(笑)気になる方は是非調べてみてください…

 

まとめ

エッセンのゲームショップ2店舗と、エッセンでの旅の思い出を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。エッセンは、コンベンション「エッセンシュピール」に合わせて訪れやすい場所だと思うので、前後で是非見てみてください。

 

ドイツ前に巡った、スウェーデンノルウェーボードゲーム紀行はこちらです。

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