お久しぶりです、hiroです。そういえばドイツのボードゲーム紀行をまだ投稿していなかったので、ドイツで巡ったボードゲームショップを紹介します!
2019年10月末に決行したドイツ旅のメインは「Essen Spiel'19」に参加することでしたが、それにあわせ港町「ハンブルグ」、コンベンションが開催される小都市「エッセン」、エッセンからのアクセス良好な観光地「ケルン」の合計3都市に行ってきたので、そこで巡ったボードゲームショップを紹介しようと思います。
まずは第1弾、ハンブルグ編です。第2弾エッセン編はこちら
ドイツ・ハンブルグの位置
ドイツの最北部にハンブルグがあり、そこから南へ電車で3時間くだるとエッセン、さらに南に1時間の位置にケルンがあります。
Essen Spiel'19で遊んだボードゲームレポはこちら。
ドイツのボードゲーム事情
ボードゲーマーにとっての天国、言わずもがな、ボードゲーム大国です。これまでに訪れた国の中で、最大規模ではないでしょうか。
おもちゃ屋、本屋問わずたくさんのボードゲームが生活に浸透しており、ボードゲーム専門店、中古店も多い印象です。また、私がアメリカに住んでいることもあり、アメリカで流通しているものと全く違った顔ぶれのゲームが大量に並ぶ様子は、とても印象的でした。
この時期(10月)は、エッセンシュピールという大きなコンベンションがあり、世界中から人が集まります。余談ですが、空港のある町デュッセルドルフは、日系企業のブランチが多く日本人が多いため、日本人街が大きくて日本食レストランも多い場所だそうです。
それでは、ドイツ・ハンブルグで巡った3店舗を紹介していきます!
Hugendubel
1店目は「Hugendubel」です。ここは「Hamburg-Altona」駅から徒歩5分のMercadoデパート内にある大型書店。滞在地からは少し遠いですが、ボードゲームがたくさんあると知人から聞きつけ、行ってきました。
本かと思って近づいたら全部ボードゲーム!圧巻です。本屋でコレです。品揃え抜群で、見たことのないゲームがたくさん積まれています。
2019年ドイツ年間ボードゲーム大賞(SdJ)を取った「Just One」「Wingspan」が大プッシュされて山積みされているし、フランスの賞である「As d'or」のシールが貼ってあるのも、当たり前かもしれませんが「アメリカと全然違うなぁ」と感じました。
こちらはちょっとしたプレイスペースです。気軽に遊べるゲームが置かれているのかと思いきや「アズール・ステンドグラス」「トラヤヌス」まであって驚きです。何よりデパート内の本屋にプレイスペースがあるという事に驚きました。
押し商品の他にも、壁側にはジャンルわけされたボードゲームコーナーがあり、ついつい時間を費やしてしまいました。EXITやその他書籍の形を成した謎解きゲームが全面に推されており、人気が伺えました。
余談ですが、少し高いけどめちゃくちゃ美味しいお肉屋さん「BILLY」がこのデパートの近くにあり、めちゃくちゃ美味しいハンバーガーが食べられるので、この本屋に行かれる方は是非寄ってみてください。ハンブルグで一番美味しいご飯でした!
Atlantis - Fantasy and Science Fiction
お次は「Atlantis」です。ハンブルグ中心部から電車で15分のWartenau駅にある、ボードゲーム専門店です。白い美しいエントランスをくぐると…
見渡す限り、ゲーム、ゲーム、ゲーム!心が踊ります。知人たちと一緒に訪問したのですが、全員テンションが上がっていました。おそらくハンブルグで1番の品揃えです。
専門店とあって大箱の品揃えも抜群。先ほどの書店でもそうでしたが、目にした事のないドイツ語版のゲームが多く、時間がどれだけあっても足りない!宝の山!
定番ゲームもしっかり置いてあり「ドイツ語ではこんなタイトルなんだ〜!」と何度も感動しました。
ドイツ他地域にあるボードゲームショップを、この店舗の張り紙から知ることができました。ネットで拾いきれないボードゲームショップ情報も、こういったローカルな方法で知ることができる。そんなのも、店舗を訪れる楽しみになっています。
SPIELE MAX
最後は、ハンブルグ市街Europa-Passageのモール内にあるドイツ大手チェーンおもちゃ屋「SPIELE MAX」です。
HABAとRavensburger製品がたっぷりと並べられています。
先ほどの2店舗より、さらにドイツ語版のパッケージ率が高く、ローカルな店舗だなと感じました。
おまけ:ラミーキューブおじさんみたいな怖い顔のおもちゃを発見。こわっ!海外のおもちゃ屋では、こういうヘンテコなものを探すのも楽しみの一つです。
その他ハンブルグおすすめスポット
ハンブルグは丸2日しか滞在しませんでしたが、港町で素敵な場所でした。せっかくなのでボードゲームショップ以外のおすすめを少し紹介します。
ここはハンブルグ駅前の「NAGEL Restaurant und Kneipe」。駅からアクセス良好で、美味しいドイツ料理を堪能できる、内装も重厚なレストランです。ここのマスター、性格もお髭も個性的な方で、アイドルのように「好きな色」「趣味」のようなプロフィールカードを常備していて、お客さんに渡していました(笑)強烈な個性だった…
デザイン雑貨ショップ「HUMAN EMPIRE」です。この旅で何度か一緒に行動した、別府さいさんに教えてもらったお店です。うるさすぎないキュートなドイツ・北欧風のデザインが可愛くて、気づいたらタトゥーと手帳を買っていました。この時はさいさんとは別行動して別々に訪れたんですが、気づくと買ったものが全く一緒で2人して笑いました(笑)とにかく、めっちゃ可愛いので、デザインに興味がある方にはおすすめのショップです!
最後に、こちらは特定のお店ではないのですが、Feldstrasse駅周辺のドープなエリアです。少々治安が悪いのですが、HANSEPLATTEというレコードショップ、その一体でこの写真のようなレコードアートやグラフィティが立ち並ぶ、私が「ハンブルグで一番イケてる」と思っているエリアです。ナチス防空壕をクラブハウスにリメイクしたUebel&Gefahrlichなんかもここにあります。残念ながら今回は入れませんでしたが、次回再訪することがあればまた必ず行ってみたいスポットです。
まとめ
ハンブルグのゲームショップを3店舗とおすすめスポットを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。初めてのドイツはとても思い出深く、4ヶ月経った今でも鮮明に思い出す事ができます。このタイミングで、他のエリアで訪れたボードゲームショップも紹介していけたらと思います。ではでは!
ハンブルグから電車で3時間で行けるエッセンの記事はこちら
ドイツ前に巡った、スウェーデン・ノルウェーのボードゲーム紀行はこちらです。
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