Hiroのボードゲームあれこれ

アメリカをはじめとした海外のボードゲーム紹介・ショップ訪問記、ゲーム製作記をつづります。

『Gen Con 2018』気になる新作ボードゲーム紹介(その1)

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北米最大のボードゲーム祭「GenCon」がいよいよ今週末に迫ってきました。

Gen Con概要

Gen Conは、米国インディアナ州インディアナポリスコンベンションセンターで4日間に渡って開催されるイベントです。今年で51回を迎えるイベントで、アメリカ市場での新作発表、有料の試遊ブースなどがあり、巨大イベントです。2018年は8月2日〜5日で開催されます。

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アメリカのちょっと東寄り。ニューヨークからも距離1200km、飛行機で2時間半かかります。遠っ。

 

しかし今年は。

 

Gen Con初参加します!!!!!

 

サークルメンバー2人がわざわざアメリカまで遊びにきてくれることになり、3人で行けるということでワクワクして申し込んじゃいました。

 

しかし天下の巨大イベント「エッセン」と違い、参加する日本人は少なそう・・富山の気鋭のゲームカフェ「Engames」オーナーのsugikiさんとお会いすることになったので、お話をお聞きするのが楽しみです。

 

なお私は米国在住で日本語版発売の恩恵は受けられないので「日本語版発売しそうだから買うのやめよう」というブレーキは存在しません。危険です(笑)

 

では、Gen Conの気になる作品を列挙していこうと思います。長くなるので1記事5個ずつにしてまとめていきます。その3ぐらいまで出せれば上等〜〜!本日はその1!いきます!

 

Coimbra

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 (BGGから画像引用、以下トップ画像も同様)

ダイスドラフト・配置ゲーム!「ロレンツォ」「グランドオーストリアホテル」をデザインしたFlaminia BrasiniとVirginio Gigliのコンビの期待の新作です。気になったので事前にクイック和訳を行いTwitterで公開したのですが、その日に日本語版(ホビージャパン)が発表されたという、ある意味思い出深くなったゲームです(笑)

 

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テキトー和訳ですが、全体概要が気になる方はこちらをご参照ください。 

クイックルールブックはテキストのみだったので、動画をありえないほど見て、画面キャプチャを行い必死で挿絵を作った良い思い出。おかげさまでコンポーネント一覧はまぁまぁ頭に入っています(笑)

 

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内容は、ダイスドラフトといえどダイスは全プレイヤーで13個しかなく、ドラフトした各自3つのダイスの色・数でできるアクションが変わります。数字が高いと左からお目当のカード・タイルが取れるけど、色をコンボさせてボード右部の各ダイス色に対応したトラックに注力して点数を伸ばすこともできる。こりゃー、面白そうです。探検カードも毎ゲームでランダム6枚なので、リプレイ性も高そう。

 

実際見かけたら遊ぶか購入しようと思います。

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 Dinosaur Tea Party

 

恐竜たちのお茶会のゲームです。アートワークのインパクトがすごい(笑)

 

修道院のお茶会に招待された恐竜たちが、おしゃべりを楽しんでいます。ただ、誰の名前も覚えていません!ある恐竜はペットを連れてきたり、ブローチをしていたり。その特徴を他プレイヤーに聞いて推理して行きます。

 

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2-5人用のターン制の推理ゲームで、3匹の恐竜の名前を一番先に当てた人が勝ち。子供と遊べそうなシンプルさ。4×5=20枚の恐竜たちから各特徴で絞り込んでいくのですが、推理ゲームであるP.I.より随分簡単そう。

 

コンポーネント、紅茶によくついてるネームタグ、ティーバッグタイル、砂糖キューブのトークンが全部統一感あって可愛い〜!

 

いつも行ってるゲーム会で仲良くしてくれてる方が「8歳の子供と遊ぶならこれ!」とこのゲームの名前を挙げてたので、その方へのお土産にしたいと思います!

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Reef

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場からカードを引いて、そのカードに書かれたサンゴトークンをドローして置いていく、簡単なタイル配置ゲーム!2-4人用、30-45分、ウェイト2.0!パターンビルディングで、センチュリースパイスロードのデザイナーの新作。アズールとセンチュリーの合いの子みたいなゲームとのことで気になったのがきっかけ。

 

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こちらも先ほどのCoimbra同様、簡易リファレンスがBGGに非公式で公開されていたので和訳作りました。単語が簡単だったので、テキトーさはコインブラよりマシなはず。

 

 

 

得点がもっとも高い人が勝つ定番のゲームですが、得点方法はカードを出したときにカードのパターンが何個場にあるかで決まります。低い点数のカードでも、場に繰り返しあらわれるパターンによっては高得点になり得ます。

 

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コインブラより随分シンプルなゲームですが、遊ぶ相手を選ばなそうで気になります。

そしてきっとこれは日本語版が発売されそうな予感(多くのフォロワーさんにそう言われた。笑)ちょっとサンゴ礁トークンがチープそうなのが気になりますが、ルールは簡単そうで良いですね。

 

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expancity

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2-4人用、45-60分の、タイル配置ゲーム。住宅用と商業用のタイルの上にビルを建設していき、銀行や学校などの近くに建設することでボーナスポイントが得られる。めちゃくちゃ「マンハッタン」みたいだけど、マンハッタンはピース置いてくだけだけど、こちらはタイルの条件も関係あります。配置条件を満たすとポイントを得られるボーナスカードを各自、秘密裏に持ちます。

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公開されてるルールブックの最後の行にこんな一文が。

Now sit back and relax as your opponents destroy the city Godzilla-style and then clean up the pieces.

ゴジラ・スタイルで相手の組み立てた街を壊してリラックスしてからピースを片付けましょう」って書いてるww Godzilla-styleって副詞は初めて見ました(笑)

 

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Trade on the Tigris

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3–6人用、60–90分、Geoff Engelstein & Ryan Sturmによるデザインのセットコレクションゲーム。5ラウンド中の各ラウンドで開発カードを獲得し、リソース(カード)を生産し、他のプレイヤーと交渉し、ポイントを得る。自身の都市の主要な宗教と政府は変動し、自身の都市の能力を発展させる方法も一緒に変化する。 

 

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Miniture Marketのレビューによると、ユーロゲームかつ交渉が楽しめるゲームのようです。

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交渉は苦手だけど、言語依存もそんなに高くなさそうだから、締まったプレイ感なら欲しいなぁ。

 

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おわりに

今気になる5つの新作ボードゲームを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。当日まであと4日、もう少しライトに書かないと記事ぽんぽん出せないので、次からはもう少しライトな感じで書きます(笑) ではでは〜!

 

 

追記

その2・その3の記事はこちらです。

 

 

 

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