Hiroのボードゲームあれこれ

アメリカをはじめとした海外のボードゲーム紹介・ショップ訪問記、ゲーム製作記をつづります。

Essen SPIEL '19で遊んだ新作ゲーム紹介(後半)

はじめに

前半に引き続き、Essen SPIEL '19で遊んだゲーム紹介を行います!前半はこちらをご覧ください。 

 では後半、参ります!!

 

House Flipper

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「宝石の煌めき・リアルタイム版」と紹介を受けたスピードゲーム。カードに描かれたリソース分コストを払い購入、目的カードが条件分揃った人の勝ち、という一般的な条件なのです。が、なんとこのゲーム、砂時計が落ちきったら、その色のリソースキューブを獲得できるというリアルタイムゲーなのです!砂時計の砂をじーっと見ながら次に何を取るか考えているのは序盤のみ、砂時計が増えて自分もパニックになりつつバタバタとプレイする、初めてのプレイ感のゲームでした!

 

CARROSSEL

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続いて、独特な感じのゲーム、カルーセルです。プレイヤーの担当位置が一意になるよう回転木馬ボードをセット(ゲーム中固定位置)し、数字カードと色のカードを他プレイヤーに見えないように持ちます。数字カード1枚と色カード1枚を全員同時に出し、数字が指定した場所へ指定した色のタイルをセットします。その状態でエリア内に目的カードの並びと同じタイルの並びがあれば、そのタイルを置いた人が取ります(タイルの上に置いたコマは所有者を表しています)。その後ボードを90度回し、また条件を満たしてないかチェックします。これを確か13ラウンド繰り返し、得点の多い人が勝ちです。取得した目的カードは特殊能力を持っており、得点にするもよし、能力カードとして使うもよし。回転するギミックがわくわくするのと、エリア内でうまく並びをつくれるようハンドマネジメントしなければならないのが難しくも楽しかったです。

 

 

 Masters of Renaissance: Lorenzo Il Magnifico – The Card Game

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タイトル長い!(笑)エッセンで私が唯一買った中級ゲームです。カードゲームなんてのは嘘、タマ取ってコツコツ貯めるゲームです。ただ、置けるリソースがかなり限られているので、「アクティベート」という特殊なアクションを使い無限倉庫を駆使してリソースを貯めるのです。そのアクティベートをするためにもカードが必要なので、まずはしっかりとリソースを確実に取って低コストカードを取るのが重要。場からカードを買う攻防は、宝石の煌めきライクで馴染みのあるルールでわかりやすいです。タマは縦横1列のいずれかのリソースがすべて獲得できるのですが、取りすぎると捨てるためにペナルティを食らうところがよくできてるなぁと思いました。 

 

 

 

Banana Bandido

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なぜかバナナテーマの新作ゲームが多い今期のエッセンシュピール。ベラルッティを出版したドイツの会社「Mogel-Verlag」が販売している、小箱ゲームです。フードコートのあるガレリアで立ったまま試遊・販売を行なっていた目立つブースでした。木とバナナを集めてコインに交換、指定数のカードを集めたら勝ち。ただ、他人のカードを他プレイヤーで協力して破壊することができるので、「あいつ、もう1点で上がっちゃうよ?俺2つ出すからお前3つ出してあいつのカード協力して壊さない?」などの交渉が入ります。交渉が入ることにより少し(英語での)プレイの難易度が上がっていますが、そこを除けばとてもシンプルなつくりなゲームになっていると感じます。

No Return

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黒地にカラフルなタイルが目を惹く、話題作ノーリターン。数字のタイルを順に場に出して購入候補を作っていき、自分のタイミングで購入を開始する。購入しきった分しか得点にならない、むしろ購入できなかったタイルはマイナスになってしまうので、バッグの中の全タイルがなくなり切る前に良い塩梅で購入しなければならない、計画が必要なゲームです。
Essen SPIEL前に寄った書店でも取り扱っていたので、今後マスリテーラー等でも広く普及しそうな作品。

 

Save the Meeples

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マルチエンド=終了条件2つ、ミープルをロケットで指定回数打ち上げるか、人間を救う。4方向の列車の先にはそれぞれリソースを取る基地のようなものがあり、列車を出発させるには1アクション消費してしまう。10個しか持てないリソースをうまくやりくりして、自分の思ったアクションができるよう進めていく。今回遊んだのがジャイアントエディションで、ボタンを押すと煙が出る汽車のギミックが本当に凝っていた…!

 

Project L

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カラフルな見た目に惹かれ試遊!各プレイヤーは、1ターンに4アクションできます。場からカードを取るか、最小の1ブロックピースを取るか、1ピース分アップグレードするか、ピースをカードに配置するか。そうしてウボンゴライクなミニ目標カードを達成していきます。最後の「ピースをカードに配置する」のみ特殊で、各カードに対して1ピースずつ配置できるのです。ただ、2アクションめにこれを使うと1ピースしか置けないのであまりお得感はないので注意です。完成したカードに使用したタイルも全て手元に戻ってくるので、少し拡大再生産をしている感じも楽しめます。

 

おわりに

前半・後半に分けてゲーム紹介を行いましたが、いかがでしたでしょうか。前半でも書いたのですが、リアルタイムな感想でない分、比較的ドライな感想になっております(笑)twitterと違いブログは後から(自分でも)辿りやすいので、これからも何かテーマ単位でかける際には書こうかな〜と思います。

 

いよいよゲームマーケットが二週間後に迫ってきました。東京・東北と諸手続きのため移動しっぱなしですが、同人誌は実家の方に大量に届いたようです。

これでなんと全体の半分の量なんです。衝撃ですね。 ニートが一体何をやっているんでしょうか。しかし、もうここまで来たら逃げられません。日本を楽しみつつ、諸々の準備をがんばって進めていこうと思います!

 

サークルで新作ゲームも出すよ!!!!情報はもう少し待ってね!!

出せる形まで進めて、最後の力で広報はりきって頑張りますね!!!

 

 

ゲームマーケット2019秋の出展内容の詳細はこちらから!!